君と僕だけが見た景色

自分の生き方を迷ってるんだずっと

現実が自分の生き方を否定する。

そんな事ばかりだったんだ。本当に。

だから悲観的になって全てを捨ててリセットしたくなる事なんて山程ある。

なんで俺の人生にセーブとロード機能ついてねぇんだよ。なんて思い続けてた。

でもそんなもんねぇのが当たり前だからさ、間違えない様に、間違いを繰り返すたびにやり方を少しずつ変えてたんだ。

その為にあえて悲観的な目線を持つこともある。

でも、昨日友達と話してる時に言われたんだ。

それを自分なりに要約すると

「現実を見てみな」

ってことを言われたんよ。

だから両目をギュッと瞑ってから恐る恐る片目を薄く開いたら現実が生き方を、人生を肯定してくれている瞬間が見れたんだ。

友達が言ってくれた

「努力の結果だよ。」

ここに至るまで紆余曲折あったよ、ほんと。

でもやっとなんだ、やっと過去をほんの一部取り返せたんだ。

まだまだ畝って拗れて折れ曲がった過去がいくらでもあるからさ。

有頂天になるのはよくないんだけど改めて思う。

セーブしてぇーー！！俺の人生ここでセーブしてぇーーーー！！！

でも昔好きな子に振られたあの日をロードしてぇ、セーブデータ二つ作れねぇかなぁ。

みたいな馬鹿な事を考えてたんだ。

でも、それだけ嬉しかったんだ。

今だけは、どこか悲観的になり続けなくてもいいんだ。欲しかった物やみたかった景色、それを優に超える物が今は目の前にあるんだ。

あまりの安心と温もりから力が抜けてつい尻もちついちゃったけどもう行かなくちゃね。

よし、ここから登るぞ。

行ってきます！