実況にはマルチタスク能力が必要なんじゃないか?という話
今年も夏の高校野球のシーズンがはじまりました。
新潟県大会も連日熱戦が繰り広げられています。
そして今年も、高校野球中継の実況を担当することとなり、昨日はその実況練習も兼ねて、高校野球の試合を見に行きました。
見に行っていろいろ思ったことをしゃべっている今週のポッドキャスト📻
野球もそうなんだけど、実況にはマルチタスク能力が必要なのではないかと。
目の前で起きていることをしゃべりながらも、打球を追う目線は、内外野に向けなければならない。もちろんランナーがいれば、ランナーの動きにも注視する必要がある。
それだけで頭の中もこんがらがってしまうし、言葉は出ないし、出てきた言葉もテキトーだし。
う~ん言葉の瞬発力も必要。なかなか大変。
見ながらしゃべってメモも取るという『マルチタスク』の能力が必要だなと。
まぁ…いろいろあれこれいろいろやろうとするから、キャパオーバーになって何もしゃべれないなんてことも起こるのですが…
実は去年、この話をいただいたときにアナウンス学校の先生やしゃべり手仲間にも連絡して、
「実況なんてやったことない~どぼじよ~」
と泣いて(泣いてないけど)すがったとき、
「慣れだね」「まぁ、場数だな」「楽しんでしゃべればいいさ」
という、非常に的確なコメントをいただいたのを覚えています。
もちろんやるべきこと、事前の準備をしっかりした上で臨む必要はありますけど、経験値を上げたいです。
高校野球好きなんで、楽しくしゃべれればいいかな?とは思ってますが、果たしてどうなることか?不安も渦巻く「実況の世界」なのです。
がんばれ高校球児!
おじさんも頑張るよ!