12月にやっておきたいことの話
外はすっかり新潟の冬といった感じになってきまして、風が強く冷たく、空は鉛色、そしてこの雨もいつしか雪へと変わっていくのでしょう…。
寒いと外に出たくないんです。
だから、家の中でできることを…といろいろ考えています。
そんなことをおしゃべりしている、今週のポッドキャスト📻
新潟は多くの漫画家さんを輩出しています。
そこにはおそらく、雪国の事情もあるのではないかと。
雪に閉ざされて身動き取れないときには、こたつに足を入れながら、コツコツと漫画を描く。
外に出られない分、空想に遊ぶ。
そして、春になるのをじっと待つわけですが、私も新潟に暮らして20年になるけれども、毎年冬の時期は鬱々として心がスッキリしません。
ジョギングランニングを趣味としているけれども、この時期の外ジョグは寒いし億劫だし。かといって近所の体育館へ行ってトレッドミルでもしようかと思っても、腰が重たく立ち上がれない。そして景色の変わらないトレッドミルはどうもすぐに飽きてしまう。
そんなわけで、お家でできることは何かないか…といろいろ考えるのが12月。振り返ってみれば、12月から何かをはじめて見るという経験も、今までいろいろありました。
ダイエットをしよう!と志したのも冬の話。
農業検定なるものを受験してみようと、勉強を始めたのも農閑期のこの時期。
英語の勉強を!とテキストを買って開いてみよう!と志したのもこんな時期でした。(勉強はあまり進んでいない)
おそらく自分の中で、12月に何かチャレンジすることを見つけ、年が明けると同時にそれを加速させ、軌道に乗せ、自分の夢なり目標なりに向かっていく。その下準備の時期がこの12月なのではないかと。
じゃあ、今年は何をしようかといろいろ考えているんです。
暖かい時期であればTシャツ短パンに着替えて外に飛び出し、軽く1時間くらい走ってこようと思うのですが、この時期はそれがしんどい。このスキマの時間の小1時間をどうしようか。
今、モヤモヤッと考えているのが、ちょこっと歴史の勉強をする。ということ。
キッカケは、今年出場した鶴ヶ城ハーフマラソン。
それまでの私のマラソン大会は、ひとりでエントリーし、一人で会場に向かい、走って、軽くご飯を食べるなりして帰るという行程。
なにか観光をしてくるとか、美味しいグルメを味わうとか、そんなことも特にしないで、
「ああ、無事に走ってこれたー」
とホッとしながら帰路に就く。
もちろん中には初めて行くところなので、ちょっと観光でも…と思うところもありましたが、基本走り終えたらかえってくるというもの。
でも、鶴ヶ城ハーフマラソンに出たときは、是が非でも鶴ヶ城に行ってみたい。城を見て見たい!という思いが強く、走り終えた後に城見学というスケジュールを立ててみたのですが、これがやってみたら思いのほか楽しかった。
その土地の文化や歴史に触れるというのもなかなか面白い。
その町の魅力に触れるというのも、これマラソン大会に出ることの一つの意義になるのではないか?
ただ、今回鶴ヶ城へ行ってみて、自分の歴史の知見の浅さに、
「行ってみたけどよくわからなかった」
と感じてしまうものも多く、ちょっと予備知識的なものを入れてから出かけたほうが良いのではないか?と。
そんなわけで、来年のマラソン大会のエントリーが始まり、私もいくつか申し込みをしてみました。
出かけた先の歴史に触れる。
そんなことを、来年は体験してみたいと思い、ちょっと歴史のお勉強でもしてみようかな…と。
曇天の空を見上げながら、そんなことをぼんやり思っております。