あがいたり、もがいたり
センター試験を受験されたみなさん、お疲れさまでした!
手ごたえはいかがでしたか?
この後、二次試験や私立大学の入試と『勝負の時』が続きますが、とにかく風邪などひかないように、体調管理はばっちりでいきましょう!
今日は僕が受験生だった時の話。
センター試験直前に受けた模試で、志望校の判定がDだのEだのが並んでいました。
夏が過ぎたころ、少しは成績が上向いてきたかな?と思っていたところ、入試直前になってのE判定。
「何をやって来たんだろう…」
と半ばあきらめの気持ちも沸いていたことも確かでした。
忘れもしない、クリスマスイブの日に行われた、大手予備校主催の『センター試験プレテスト』。センター試験さながらの問題と、センター試験さながらの緊張感。もちろん、その結果を踏まえて最終的な受験校を見極める大事な試験。
僕は漢文の解答を見事に、全て外していました。
マークシート方式で4択の中の一つの解答を選ぶ。明確な答えがわからなくとも確率は1/4。
その後の進路担当の先生との面談で、
「ようじろう君はどの学部受けるんだっけ?」
「はい!文学部です。(いい返事)」
「えっと…漢文は?」
「はい!必須教科です。(いい返事)」
「……( ゚Д゚)」
と言う会話。
センセッ!本人が一番ヤバいということをわかっております。
他の学部は現代文と古文だけの出題と言うところもあったのですが、僕の受験校はすべて漢文必須。
五言絶句、七言律詩、孟子や孔子が何を「曰く」していたのかチンプンカンプンなまま、新しい年を迎えていました…。
今週の写真:白山神社の狛犬
他人の絵馬をのぞき見しては、いちいちコメントをする僕
年が明けて、慌てて書店の参考書コーナーに飛び込み、ずらりと並ぶ漢文の問題集の中で一番薄いものを手に取りレジへ。センター試験までの2週間、私大受験までの1か月、信じるものはこの一冊。
「14日完成 漢文問題集」と銘打たれた問題集を手に、
「僕には完成までに14日もかけている暇はない!」
と、一日で一冊すべての問題を解く。これを受験までの毎日繰り返すことを自分へのミッションとして課しました。
結果は…
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《リレーマガジン》Writers Lab “Code W”
ボイスブックコンテンツ《Writone》より集まったライターによるリレーマガジン。
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