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痩せる!そしてその先へ。

僕は走る。

目的はただ一つ。痩せるため。
そして、その先に燦然と輝く『痩せたらモテる(かもしれない)』と言う栄光。

ダイエットに一番効果的なのは有酸素運動。つまり走ることだ。
巷には様々なダイエット本やダイエットメソッドがあふれているが、最も効果的かつ短期的に痩せられる方法は走ることだ。僕自身がこの方法で痩せたし、走ることをやめたらリバウンドもした。これをだいたい3年から4年周期で繰り返している。

走る⇒痩せる⇒走るのをやめる⇒
太る⇒やばいと思って走る⇒

この3年から4年周期でやってくる
「走ってみようか」
「ちょっとは体を動かしてみようか」
「あ、そのためにはトレーニングウエアが必要だな…」
「おっ、このジョギングシューズかっこいいな。ポチっと」
「ああ、買っちゃった…でも痩せたら、スリムのスーツが着れて、『ようじろうさんステキ♡』とか言われるんじゃないかな?(ニタニタ)」
と言う一連の行動を4年に一度の俺のスポーツの祭典「オレンピック」と呼んでいる。

問題は、オレンピックの期間が長続きしない。
ジョギング、ランニングの熱が続かないことだ。

ジョギング、ランニング愛好家の皆さんは「走っていないと調子が悪い」「走らない日は苦痛」など言う。
この人たちは何を言っているのだろう?走ることこそが苦痛であるし、走って疲れてヘトヘトになって調子が狂うことのほうが多いじゃないか?
いやいや、これが「ランナーズハイ」と言うものなのか?走り続けて気持ちがいいなどと言うのはきっと悟りに近い境地なのだ。
モテたいがために走る。なんと煩悩まみれのモチベーションであるか!走ることはもっと崇高で神々しいことなのだ!

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今週の写真:ジョギングコースにある桜並木
今年も桜の季節にこの河川敷を走りたい。

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298字
進藤海/六月雨音/ようじろう/小宮千明/モグ。4人のライターがそれぞれの担当曜日に、ジャンル問わずそれぞれの“書きたいこと”を発信。

ボイスブックコンテンツ《Writone》より集まったライターによるリレーマガジン。

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