20230307ふかいメルマガ95回 魅力再発見
おはようございます!
金曜日は、全社会議と40周年記念パーティーでした。
お客様が年度末の繁忙時だということで、
SSの多くの皆さんが参加できなかったことが残念でした。
また石黒さんは、仕事の真っ最中のキッティング現場から、
SS部・営業部の報告と紹介をしてくださいました。
ありがとうございました。
前回に引き続き大阪の皆さん、
それに今回は九州の森次さん清山さんも参加してくださいました。
そして会場選びから準備してくださった管理本部の皆さん
どうもありがとうございました。
今回は各事業部の紹介が見どころでしたね。
これは昨年の理念ミーティングで、
多くの社員から、
他の事業部が何をしているのか知りたい
うちの会社にはどんなエンジニアがいて、
何をしているのか見えない
というような声が、複数聞かれたことで企画したものです。
単に、半期の報告と今後の計画を発表するのではなく、
事業部の特長やメンバーの紹介を中心にしてもらいました。
あらためて、理解が深まったのではないでしょうか。
来賓として全社会議から出席された
株式会社YRK and代表の中許将一さんからは、
パーティー冒頭の祝辞で
「グーグルやAmazonが起業する前の
40年前からITをやってきた会社というのは、
それだけですごいことです。
さらに各事業部や社員の皆さんのやっていることを聞いて、
あらためてすごいことをしていると思ったし、
もったいないと思いました。
もっと、それを価値としてうまく伝える方法があるはずだし、
YRK&グループの一員になってくださった恩返しとして
ウェーブのブランディングをしていきたいと思っている」
と話されました。
清原さんは乾杯の際、
「自分たちはすごいことやっているんだと、もっと思いましょう!」
と呼びかけました。
出席された皆さんの多くは、
うちって結構すごい人がいるなぁ
そんなすごいことやっているんだ
へぇそうだったんだ!知らなかった!
というような感想を持ったんじゃないかと思います。
私もその一人です。
私はYRK&で、
いろいろな企業のブランディングに関わっていますが、
どの企業も同じなんです。
それは、自分の会社や社員自身の魅力や価値に、社員自身が気づいていない、
知らないということです。
それよりも、
競合他社の方が優れているように見えたり、
進んでいるように見えたり、
うちの経営層はわかっていないと思ったり
うちの若手は消極的で受け身だと思ったり、
そういう会社がほとんどなんです。
YRK&が得意としているリ・ブランディングは、
自社の中にある魅力や価値を再発見して磨きをかけていく仕事です。
だからブランディングに「繰り返し」や「再び」を意味する「リ=Re」がついているんです。
そういう意味で、金曜日の全社会議は、
あらためてウェーブの魅力や価値を
再発見する場になったのではないかと思います。
各事業部紹介、中許社長の祝辞、清原さんの乾杯の前に、
冨永代表から「WAVE VISION」というタイトルで
プレゼンテーションがありました。
あらためて「WAVE VISION」を整理すると、
その意味をより深く理解できるかもしれません。
富永さんの「WAVE VISION」の要旨です。
ウェーブは40年前からITに関する業務をやってきました。
すごいですよね。
『ウェーブはどんな技術をもった会社なの?』
よくお客様に聞かれました。
そんな時は、
ウェーブに所属している技術者が持っている技術の紹介をしていました。
つまり、個人個人のスキルが会社の技術力だということです。
今の派遣業態で続けることは可能ですが、
ウェーブの目指すところはそこじゃない。
会社として技術を持ち、
自社でのサービスを立ち上げて事業化し
より多くのお客様に付加価値を提供していくこと。
それが理念を実現することだし、
ウェーブやウェーブの社員の成長につながると信じています。
だからYRK&グループに参入しました。
そして派遣業主体の会社から、技術の会社にしたい
と強く思っています。
ウェーブにいることで技術者自身が成長できる。
ひとりひとりの能力を掛け合わせることでさらに高度な技術力を身につけ、
新しい価値を生み出すことができる。
そんなチームがある会社、
それがこれから目指すウェーブです。
少し前から良く言われていますが
「競争から共創へ、そして協働へ」
ウェーブも目指します。
ウェーブが生き残っていくためには、
今を維持し続けるのではなく、
事業転換が必要なのです。
それは
自社サービスの開発・提供
プラットフォームビジネスの展開
研修事業の拡大
新規事業の開拓
などです。
今期の方針「土台と挑戦」
ウェーブにはサービスを提供するための土台があります。
半導体、組込技術、システムやアプリケーション開発、
ネットワーク、サーバーの構築、運用、ヘルプデスクです。
グループ会社を見ると、例えばYRK&は
事業開発力、市場予測力、ブランディング力に強みがある。
ウェーブのチカラ、グループのチカラを結集できれば、
自社サービスの事業化の可能性が高いと考えています。
まだまだウェーブだけでは足りない部分も多いですが、
ここは人材投資をし、協力パートナーを見つけ、
さらにウェーブの技術力を強化します。
そしてみなさんに期待していることがあります。
それは、積極的なアイディア出し、
チームワークを意識した協力的な姿勢。
自発的な取り組み、です。
これが私が考える、ウェーブの目指す近い未来です」
最後に今回の40周年記念品、
株式会社起点のSIOMEのハンドタオルと手ぬぐいについて追記します。
これは理念ミーティングの時に、
皆さんに記念品について聞いたところ、
「実用的なもの」「普段使えるものがいい」
「時計や置物はいらない」
「社名ロゴ」は賛否両論の声(笑)
その中でも多かったのが「タオル」でした。
そこで冨永さん清原さんと相談し、
せっかく社員皆さんが使うものなら、
社会や環境、そして誰かの役に立つソーシャルプロダクツにしよう!
ということで、冨永さんのメッセージにもあった通り
YRK&グループの株式会社sooooos.カンパニー代表の木村有香さんに
提案してもらいました。
原発と津波の塩害によって被害を受けた福島の
「変化と進化」を象徴するモノであり、
社名の「起点」も、ブランド名の「SIOME」も、
東日本大震災からの復興の起点、
さらに成長・発展への潮目というメッセージが込められています。
2023年3月24日、
あの日がウェーブの起点だった、その年が潮目だった、
と、振り返っている10年後・20年後を想像しています。(何歳だ?)
今週もよろしくお願いします!
深井