20230227ふかいメルマガ91回 ChatGPTで書いてみた!?
おはようございます!
ChatGPTが話題ですね。
Googleの時代が終わるとか、
また人間の仕事がいくつか無くなるとか、
人の脳が退化するなど、
いろいろ言われています。
先日、(一社)ソーシャルプロダクツ普及推進協会の会長で、
学習院女子大学名誉教授の江口泰広先生と話をしていたら、
ChatGPTにはまっている!というのです。
江口先生78歳。
月額20ドルの有料サービスに入って、
研究のための本を読む時間をChatGPTの時間にあてて
使いまくっているそうで、
「あと20年は使い倒そうと思っている!」と笑っていました。
あと20年、先生98歳ですけど・・・(すごいわ)
そして先週金曜日。YRK&の役員会議において、
社員からのある案件を検討する場がありました。
そこでプレゼンテーションされたネーミング案が、
ChatGPTによって考えられたものでした。
そうそう!こういう時代になるんだと思いました。
企画のアイデア案やデザイン案、
さらには問題解決のための対策案、
それに、ソースコードなんかも、
ChatGPTに書かせてしまう方が、
ひとりの人間が考える創造力の限界を、
あっという間に超えてしまう時代です。
人間が使うべき時間の配分は、
さらに大きく変わる時代です。
ちなみに私の甥は、今大学修士課程の学生で、
AIの研究をしていますが、
ChatGPTに論文を要約してもらったり、
コードの一部を書いてもらったりしているそうです。
(コードを書いてもらうのはChatGPTの派生版だそうです)
そういえば、最近ホリエモンこと堀江貴文氏が、
ChatGPTで99%書いた本「夢を叶える」を出版しました。
さっそくkindleで買って読んでみましたが、
本人が書いたのは「あとがき」だけで、
タイトルも目次も本文も、帯のコピーも
ホリエモンの著者写真も
すべてChatGPTが「堀江貴文さんが書きそうな本」
という指示のもと作成したと言うのです。
ホリエモン自身は、いかにも「僕が書きそう内容」だと
あとがきで述べていますが、
私の感想は、ホリエモンらしい毒がない
きわめてホワイトなフツーの本でした。
(あっという間にさらっと読めます)
とはいえ、今後さらに進化していくだろうと思うので、
今日はChatGPTにメルマガを書いてもらおうと思いました。
まず、「ふかいメルマガを書いて」と指示してみました。
以下はChatGPTが書いたメルマガです。
「こんにちは、ふかいです。
今回は私がおすすめする読書アプリについてご紹介します。
読書アプリは、スマートフォンやタブレットを使って、電子書籍や漫画などを読むことができる便利なツールです。 最近では、有料のものも多く、様々な機能が充実しています。
私がおすすめする読書アプリは、「BOOK WALKER」です。このアプリは、・・・
(内容がアレなので中略します・・・)
どうぞ、読書好きの方はBOOK WALKERを使ってみてください。新しい作品との出会いがあるかもしれません。
それでは、次回のメルマガもお楽しみに」
という433文字のメルマガを数秒で書いてくれました。
ただ、テーマが唐突なので、
「今日のメルマガはChatGPTについて書いて」
と入力したら・・・
【チャットGPTメルマガ Vol.1】
はじめまして、チャットGPTです。
今回は、私がどのように学習しているのかについてお話しします。
私は、自然言語処理の分野で最先端の技術である深層学習を利用しています。 具体的には、数億~数兆単語のテキストデータを用いて学習を行っています。を用いることで、自然言語処理における様々なタスクを高い精度で行うことができます。
(まぁこれも中略します)
次回のメルマガでは、私がどのように会話を生成しているのかについてお話しします。」
ということで、ChatGPTは延々と続くシリーズものを書いてくれたのです。
Vol.5まで付き合いましたが、月曜日の朝に読むには重たいなぁ・・・
(と自分のメルマガを棚に上げて)と思い、
あらためてウェーブの会社の特長を入力したうえで、
「私は毎週月曜日に、社員に向けてメルマガを送っています。
月曜日の朝、気持ちが晴れるような、
おもしろいメルマガを書いてください」
と指示しました。
すると
「こんにちは!私はChatGPTです。
あなたの会社における毎週のメールマガジンについてのアドバイスを提供します。
まず、おもしろく、心を晴れさせるようなメールマガジンを書くためには、読者の興味を引きつけるようなトピックを選ぶことが重要です。が良いでしょう。
例えば、最近発表されたテクノロジーやトレンドについて、または過去のエンジニアリングの偉人たちの話を紹介することができます。ます。
また、簡単に読めるような文章スタイルを重視することも重要です。
最後に、メールマガジンを楽しく読めるようなデザインにすることもおすすめします。
以上のようなアプローチで、あなたの会社のメールマガジンをより魅力的なものにすることができます。」
おいおい、書いてくれないのかよ。
自分で書けってか(笑)
そこであきらめずに・・・
「たとえば?」と打つと、
「以下に、具体的な例をいくつか挙げます。
最近発表されたテクノロジーについての話題:例えば、最近発表されたAI技術やロボティクスについて、その特徴や可能性について紹介することができます。
エンジニアリングの偉人たちの話:例:トーマス・エジソンやニコラ・テスラなど、歴史的なエンジニアリングの偉人たちの偉業や人生について紹介することができます。
実験やプロジェクトの紹介:例えば、社員が実施した面白い実験や、成功したプロジェクトの紹介をすることができます。アイデアを提供することができます。
社員の仕事や趣味に関するストーリー:例えば、社員がどのようにして自分の職業になったのか、どのようにして自分の趣味を見つけたのか、といったエピソードを紹介することができます。同士のコミュニケーションを促進し、読者にとっても話題になることでしょう。
これらの例は、読者の興味を引きつけるトピックを紹介するためのものであり、具体的なアイデアについては、あなたの会社や社員に応じて適宜変更してください」
ほんとに興味を引きつけるかぁ?と思い(また自分を棚に上げて)
「もっと興味が湧くようにおもしろいメルマガを書いてください」
と重ねて指示しました。すると
「はい、もちろんです! 以下に、より興味を引きつけるためのアイデアをいくつか挙げてみました。
「エンジニアとして一日、ハッカーになったら?」:エンジニアとして働く皆さんにとって、ハッカーとはどのような存在でしょうか?ハッカーが行うことや考え方、またはハッカーとしての自分自身の能力について、自分がエンジニアでそこから、もし自分が一日だけハッカーになったら、何をしてみたいか、どんなことに挑戦してみたいかを書いてみましょう。
「最新技術にアラームされて」:最新の技術やトレンドについて興味がある人は多いはず。業界への影響を与えるか、または将来的な発展に期待することができるかについて書いてみましょう。
「社員インタビュー」:社員の声を聞いたことで、その人たちがどのような視点や考え方を持っているかを知ることができます。 そこで、毎回1人の社員を取り上げ、その人について詳しく紹介する「インタビュー社員」というコーナーを設けてみましょう。しょう。
「面白いトピック集」:毎週、面白いトピックを集めた特集を作成し、社員に送ってみましょう。 例、「世界中で話題になっているIoT製品のアイデア集」、「宇宙開発におけるエンジニアリングの最前線」、「最新のビッグデータ分析技術を使ったビジネスアプリケーションの事例」など、アルゴリズムトピックを集めた特集であれば、読者からの反応もよくなるでしょう。」
だそうです(笑)
結局書いてくれませんでしたが、
アイデアは出してくれました。
しかも、私がこれまで取り上げていないテーマです。
痛いところ、ついてきたという感じです(笑)
もう少し、うまく質問したり指示をすれば、
上記のテーマで書いてもらうところでいけそうです。
言い換えれば、
どんな質問や指示を入れるか、
そしてChatGPTが出した答えを
採用するかしないか、
ここが人間の知恵によって分かれるところですね。
今週もよろしくお願いします!
深井賢一