![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32152914/rectangle_large_type_2_c68ca374311fea5dfa754db5ad98fcff.jpeg?width=1200)
応援されることについて
バイトに行きたくない。バイトに行く前から帰りたい。でもなんとかして行かなければ。バイトを一度でもサボったらもう戻れない気がする。
僕は「バイトに行きたくない…。誰か応援してください…。」みたいなツイートをよくする。応援されると「行きたくない」「帰りたい」という気持ちが少し和らぐのだ。そして「頑張ろう」って思えるようになる。
中学・高校時代、ときどき自校のサッカー部や野球部の試合の応援に行ったものだった。正直暑いしだるいし面倒くさかった。熱中症になる子もいた。そこまでして応援に行く必要があるのかとも思った。
自分は部活動をしておらず、ずっと勉強していたので、誰かから応援されるという機会に恵まれることはなかった。だから応援する/されることに意味を感じていなかった。
ところが、自分が体調を崩して、立ち直ろうとしてバイトを始めて早1年半が過ぎた。これまで何度もツイッターなどで「応援してください」とフォロワーに訴えてきてわかったことがある。
応援されると本当に勇気が湧いてくるのだ。どれほど行きたくなくても「頑張って」と言われると頑張れる気がしてくるのだ。バイトに行かなければいけない時間が迫っているときに「頑張ってください!」と言われると、着替えをしてバイトに行く準備を始められるのだ。皆様の応援で僕はなんとかバイトに行くことができているのだ。応援されるということはこんなに大きな効果があるなんて、今まで知りもしなかった。
VRChatでも「これからバイトだ…。行きたくないよう…。」と言うと「頑張って!応援してるよ!」と温かい言葉をかけてもらえる。みんなとても優しい。
普段、なにも言わずに黙々とフルタイムで働いている父が本当にすごいと思う。父だって本当は仕事なんて行きたくないはずだ。趣味の畑いじりをしている方がずっと楽しいに決まっている。なにが父を動かしているのか僕にはわからないが、今の僕は「応援されること」によって、バイトに行くことができるようになっている。
バイトに行くのが怖い。家にひきこもっていたい。それでもバイトに行かなければ、また辛い金のないひきこもり生活に戻ってしまう。だからこそバイトにはなんとしてでも行かなければならない。お金もほしいし。
よくよく考えてみると、バイトに行くだけのことなのに「応援してください」なんて、大仕事でもするようなことを言うのは恥ずかしいことだとは思う。でも「頑張って」の一言が僕にとってはとても大きな原動力になっているのだ。応援にこんな力があるなんて知らなかった。これからは頑張っている人を見かけたら応援してあげようと思う。
どうか皆様、これからもわとりんのことを応援してやってください。
いいなと思ったら応援しよう!
![わとりん](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/51265047/profile_8fb675c844bdc806ec0220c27964b74d.png?width=600&crop=1:1,smart)