
おすすめ映画 “リリイシュシュのすべて”
こんにちは。今回は”リリイシュシュのすべて”の魅力を解説していきます。筆者はハマりすぎて映画2周,原作1周しました。
概要
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『リリイ・シュシュのすべて』(dž[1] All About Lily Chou-Chou)は、2001年に公開された岩井俊二監督の日本映画、またその原作および岩井俊二によるインターネットの掲示板を用いた誰でも書き込みができる実験的なインターネット小説。2004年に角川文庫から単行本が刊行されている。(wiki引用)
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あらすじ
かつて親友だった星野からイジメを受けるようになった中学2年生の雄一。 自ら主宰するカリスマ的歌手リリイ・シュシュのファンサイトでの交流に唯一の安らぎを感じていたが、 星野のイジメは日増しにエスカレートし、やがて悲劇的な事件が起こってしまう。
印象的なシーン
1つ目は、主人公がいじめっ子に自慰行為を強要されるシーンです。なんとも惨い仕打ち。人間の悪意は底知れないですね。「1,2,3,4」と掛け声をされ射精するまで帰れないという、目を背けたくなるようなシーンでした。

二つ目。主人公が、好きな人がレイプされると分かっていながらを送り出すシーンです。いじめっ子の指示により、好きな人を連れて行かなければならなくなるのですが、非常に辛い。主人公のいじめっ子に歯向かえないやるせなさ、怒りを感じます。胸グーなる。

この映画の魅力
ズバリ”音楽と景色”です。この映画、ストーリー自体には一切救いがありません。14歳の少年少女達がひたすら辛い状況に置かれる。そんな中唯一の安らぎとして、リリィの音楽と美しい田園の風景が流れます。筆者はこの要素にどハマりしました。
リリィの儚く今にも消えてしまいそうな尊い歌声、規則正しくどこまでも続く美しい田園の景色がこの映画を名作にした一つの要因だと思います。
最後に
U-NEXTで観れるので是非見てみてください。
後悔しないと思います。
劇中歌(神)