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毎日の自主練習の取り組み方


曲練習の初期(特に一年生などの初心者は)、リズムを正しく演奏する事に時間がかかり、なかなか表現まで辿り着けない事が多い。



「個人で取り組む時の練習方法」



①その日練習する部分を決め、さらに短く区切って特定のリズムを抜き出す。

②テンポを足で取ったり、歩きながら、リズムを正しく歌う。

③歌いながら膝や机を「手で」軽く叩く。

④歌う↔︎歌いながら手で叩く を繰り返して頭と手に定着させる。

⑤歌いながら太鼓(タイヤ)で軽く叩く

⑥定着したら、次のリズムで②〜⑤に取り組む。

⑦部分を合わせて、より長いフレーズで取り組む。


まずはここまで。
かっこいい振り付けしたり、強弱つけるのはこの後にするのが上達の近道🌈



一方、2年生などある程度慣れたメンバー達による曲練習は、修正する優先順位がわからなくて通しを繰り返して終わったり、そもそも合わせる方法を知らない場合も多い。


「全体での演目練習の際の練習方法」


①練習の指揮役(交通整理役、司会)を決める。

②練習する部分を決める。

③その部分の修正したい事を共有する。

④演奏する。

⑤評価する。

⑥誰が、何が、どの箇所が、どのように問題なのか共有する。

⑦↑⑥がよく分からない場合は、一人ひとり演奏して評価する。

⑧修正して演奏する。

⑨↑④〜⑧の繰り返し。

ただ、実際は「わかっていても修正できない」事が多いので↓

ステップダウンして演奏。
テンポを落とす。音量を落とす。振り付けを外す。

ガイド役をつけて演奏。
拍子木や手拍子、メトロノームなど、聞こえる地打ちをつける。
動きを修正したい時は、腕を上げてあげたり制限したり、できるメンバーが前や横で並奏したり。


「出来た」経験をする事が大切。

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