スゴい稽古《その四》返事
(ワクワク和太鼓指導実践記より転載 2009年4月22日 鼓組一年生へのメッセージ3)
「はいッ!」
返事をする。
相手に対して返事をする。
「わかりました。」
という意思表示だ。
前回のあいさつ同様、
「おい自分、理解したぞ!」
という自分自身への確認でもあり、
「ワタシは理解した~ッ!」
っていう世界への表現でもある!
しかしアナタが・・・
・・・理解しなかったら?
・・・納得しなかったら?
・・・もう一度言って欲しかったら?
「はい」だけが返事じゃぁ無い。
「もう一度言ってください。」
「わかりません。」
「ちょっと時間を下さい。」
など、アナタが思ったことを口にすれば良い。
日本人が苦手とするコミュニケーションだが、
自分自身を、ましてや世界を裏切ってまで?!
わからなかったのに「はい」という必要は無い!
わからなかったから黙るのではコミュニケーションの放棄だ。
良い返事というのは
「アナタ自身」の
「その時・その瞬間」だけの
生き生きとした反応だ。
数ヶ月先にアナタが舞台上で発する全ての音や動き・雰囲気を
生き生きとしたものにするためにも
良い返事をマスターすべし!
(鼓組一年生へのメッセージ3)