スゴい稽古《その弐》自己紹介を使った自己アピール(+表現+殻破る稽古)
(ワクワク和太鼓指導実践記より転載〜
鼓組の教科書 Lesson 1 平成17年4月21日 木曜日作成)
和太鼓部が活躍する舞台は文字通り「舞台」である。
野球部やサッカー部などの運動部が活躍する場は「試合」であり、
山岳部は「山」、美術部が「展覧会などへの出展」、
合唱部がコンサートやコンクールなどの「ステージ(これも舞台だが)」と同じように、
和太鼓部は舞台での演奏・演技こそが観客から脚光を浴びる最高の舞台なのだ。
そこで必要となるのが、
「舞台に立つ一人ひとりのオーラ」
「圧倒的な存在感」
あなたのまわりにいる身近な人間を想像して欲しい。
そこには必ず存在感のある人間とそうでない人間がいる。
もちろん、存在感のある人間=価値がある、と言う訳では決してない。
大事なのは、
「舞台人=存在感を感じさせることの出来る人間」
であって欲しいと言うこと。
では存在感はどうやったら出るのか?
生まれつき存在感のある人間は少ない。
これも太鼓の稽古と同様、誰にでも訓練で身につくものだ。
存在感に決まった色や形は無い。実は存在感とは一人ひとりの「個性」「キャラ」なのである。
アナタのキャラを思いっきり増幅させて舞台で輝くためには、
自身の個性を発見し常に磨いていかなければならない。
その最短のエクササイズこそ
「自己アピール」
なのだ。
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稽古:思いっ切り個性的で目立つ「自己紹介」をしなさい。
①事前に伝えたいことをまとめて(プログラム)
②どんな事をしたらより伝わるか?どうやったら聞く人の印象に残るかを考えよう(演出)。
③それを実際に何度か人の前で練習(稽古)をする。
④そして発表(本番)。
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※授業中、部活の日直、何かの発表の時など常日頃から人前でしゃべる経験を積もう。
そして聞く人の印象に残るように考えて喋ること。常に自分自身の魅力を演出しよう。
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