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楽器が上手に弾けるようになる練習

こんばんわ。今日も1日お疲れ様です。
note初心者のメロニスタでございます。

新型コロナウィルスの影響でエンタメ業界もテレワークを強いられております。
我々サウンドエンジニアは機材がないとお仕事になりませんので、
時間差出勤を強いられている日々です。

さて、では本題に移りましょう。

0.今回のお題は【楽器が上手に弾けるようになる練習】

今回のターゲット層は、こんな人たち。(全ての楽器対象)

・基礎は抑えているが、演奏が上達しない
・特定のフレーズが演奏できない
BPM(テンポ)が早くなると演奏が雑になる
・リズムを刻むのが苦手
・初心者!!!

こんな方々などが特に対象となっています。


1.【楽器が上手に弾けるようになる練習】の答え

メトロノームを使って、必要以上に「ゆっくりと正確に演奏すること

こういうちょっとしたことで確実に上達します

なぜなのか下記で解説します。


2.なぜ上達しないのか

まずはじめに表現力という永遠の課題には触れません。
いわゆる“上手い”と言われる人と“下手”と言われる人の違いは

「演奏の正確さ」「余裕感」

たったこの二つです。

「演奏の正確さ」「余裕感」がない理由を幾つか挙げましょう。
・練習量が足りない
・クセがある
・楽曲の聴き込みが足りない
・最初から既存曲と同じBPMで練習をはじめてしまう。

練習量が足りないのは論外ですが、クセがあるのは例外かもしれません。フォームにクセがあることに対して否定はしません。なぜならそれが個性になったりするものなのですから。

3.独学や自己流じゃダメなのか?クセとは?

A.全く問題ないです。

ポピュラーミュージック(大衆音楽)では独学のミュージシャンが存在するケースが多く、クセの強い演奏家がたくさんいます。

以下、クセについて少し小話を。

◆海外アーティストだとジミーヘンドリックスが良い例かもしれません。
この演奏でもわかるように、すでにギターの持ち方にクセがありますよね。

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左利き(諸説あり)なのにも関わらず、右利き用のギターを逆さまに使用するという、なかなかのクセの強さ。彼は伝説的ギタリストですが、仮に著名人じゃなかったとしても話題性はありますよね。


◆日本のアーティストだと
70年代中期から甲斐バンドとしてデビューし、今でも現役で超活躍されている、
甲斐よしひろさんもジミヘンと似たようなギタープレイスタイルですね。

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彼は「右利きのギターを逆さまに使用する。ただし、弦は右利き用のまま

すごいですよね。

お兄様に指摘されたとのことですが、左利きだからなのでしょうか。

長々と書きましたが、極端にこのくらい強烈なクセがあれば、それはもう個性ですよね。選択肢の一つとして、そういうのがカッコ良かったりもするものです。

4.プロはどういう練習をしている?

前述した通り、

メトロノームを鳴らし、ゆっくりと正確に弾く

これだけです。

5.なぜこういう練習をするのか

なぜ“ゆっくりと正確に弾く”という面倒なことを行うのか。

・一つ一つの音を確かめながら演奏できる。
・自分の演奏の粗が探せる
・演奏に余裕ができる

以上のような状況をつくってあげて、隅から隅まで完璧な状態にするんです。

テンポを落としてまで音を間違えてしまうとなると
テンポを元に戻したらもっと弾けないですよね。

プロフェッショナルですから、間違えるなんて厳禁なんですよ。
現場では「演奏の正確さ」と、「余裕感」は求められますからね。
(例外もありますが)

まとめ

メトロノームに合わせて、ゆっくりと正確に弾く。

超シンプルにまとめました。でも、本当にこれだけ。
徐々にテンポを上げて同じ練習を繰り返せば、完璧に弾けるようになります。

間違いなく

ぜひ長い目で試してみてください。


それでは、今回の記事はここまで。
ご覧いただいてありがとうございました。

2020年3月5日 メロニスタ

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