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メキシコ滞在記2日目 - メキシコ南部オアハカとは -

(個人的な知見、視点などが入っており、100%正しい情報ではないということをお見知りおきください)

2日目はオアハカ市街地を回る日だった。
観光地化しているという市街地で教会や、公園や、ミュージアムを見て回ったり、いろんなものを食べたりした。

概要はこんな感じ

  • メキシコの伝統色の穀物粥的な飲み物、Atoleを飲みに行く

  • サント・ドミンゴ教会を見る

  • オアハカ民族植物園(ボタニカルガーデン)ツアーに参加

  • 昼食にタコスを食べる

  • アートギャラリーを見て回る&お土産買う

  • パレードに巻き込まれる(笑)

  • サン・アグスティン・エトラにある美術館を見る(閉館直前で駆け足💨)

メキシコの伝統色の穀物粥的な飲み物、Atoleを飲みに行く

みんなが畑仕事をしていた時代、これを飲んで力をつけたというAtole(アトレ)。穀物粥的な感じで、コーンなどを煮出した飲み物。感覚的には米麹で作った甘酒とかに近い。甘酒すぎな僕は好き。
穀物ごとのいろんな種類があって、風味や食感(中にポツポツと入っている穀物の)が違う。
ストリートなどでお婆さんが売っているものが一般的らしく、こうして綺麗なお店で飲めるのは新しい、めちゃいい、とのこと。

サント・ドミンゴ教会を見る

17世紀に建てられたという教会。植民地化が進む中で、教会が権力を誇示するためにも作られたという。本物の金箔で施された内装は圧巻。天井のファミリー・ツリーは上から見られているようでちょっと怖い。笑

オアハカ民族植物園(ボタニカルガーデン)ツアーに参加

サント・ドミンゴ教会は、教会としての役目を終えた後は、軍が保有する施設になっていたらしい。軍保有施設としての役目を終えて教会に戻ったのが、1994年(?)頃。その後、周辺一帯地域をどのように活用されるかが議論されて、一時期的には教会の横の土地は駐車場になりそうだったが、アーティストたちが反対し、エディブルボタニカルガーデン(食べられる植物を育てる庭園)となった。オアハカは、さまざまな植物の原種が残っており、とうもろこしの原種などがあった。暑い季節に育つものが温室に、涼しい季節に育つものが、地下の冷えた空気や、換気などで涼しい温度を保てるテント内で育てられたりしていた。
ちなみにとうもろこし自体の原産はメキシコ、コスタリカ、ニカラグア、中央アメリカあたり一帯の地域らしい。
ガイドは時間にルーズで、かつ話している人がいたり、Juanが僕に通訳してくれているのを「うるさい」と言ったりする人で、「傲慢だ」と早抜けすることになった。笑

昼食にタコスを食べる

デンマークのクリスチャニアという独自色の強い土地(2021年10月に行ったことがあった)で暮らす、Oleという方と合流。中南米の旅の途中で、いろんなものを見てきたという。
一緒にお昼をストリート?で食べた。
これぞメキシコ感。コーントルティーヤにお肉や野菜、サルサソースやグアカモレを包んで食べる。美味しかったなあ

アートギャラリーを見て回る&お土産買う

政治色の強いアートたち。
女性の解放、サパティスタ民族解放軍などなど、怒り、悲しみといった強い感情が表現されているものが多かった。
ウォールアートも至る所にあり、かなりプロパガンダ的。「権利は与えられるものでなく掴み取るものである!」みたいなことが書かれていたりする。国、政府に対しての見方は、全員ではないがかなり厳しい。

パレードに巻き込まれる(笑)

警察、軍隊が演奏して回っている後ろに、市民のデモ隊が「障がい者のインクルージョンを実現させましょう!」というプラカードを掲げて、踊ってついて回るというパレード(?)に巻き込まれる。笑
「写真に入って!」と言われて写真に写る。どこに使われるんだろう。笑
軍や警察は良い印象を与えようとしているが、市民との距離がなかなか近づかないことを表している?
車椅子のおじいさんも車椅子を巧みに操りながら踊っていたのが印象的。楽しかった。そしてウエットティッシュかなあと思って違う人たちから2回受け取ったのは、コンドームだった。

サン・アグスティン・エトラにある美術館を見る(閉館直前で駆け足

昔は紙工場だったところを、美術館として利用している施設を見た。肝心なアートは見ることができず。笑 でも屋上から見る夕陽が綺麗だったなあ。アートの学校も併設されていて、鑑賞する場であると同時にアーティスト支援をする場でもあるらしい。

その他

  • メキシコ人のルーツは、原住民、スペイン系と言われていだが、アフリカ系奴隷もあると最近(?)の研究で発覚して、結構至る所に奴隷のアートがある。

  • メキシコの構造としては、国(federal republic)→32の州(state)→自治体(municipality)。オアハカ州には最も多くの自治体がある。北部のソノラ州は60くらいの自治体で成り立っているが、オアハカ州は300?近くの自治体で成り立っており、かつては固有の言葉や文化がたくさんあった。

  • オアハカでは多くのデモが起きている。(ゴミ回収の人たちがよくストライキをするため、ゴミをなるべく出さないようにしていたり)数年前まで中心市街地に政治活動をする人たちがマーケットを出して活動資金を集めている場所があったが、立ち退きをさせられた。今は国によって整備され、きれいな公園になっている。

  • Charlie Parkersのジャズは聴いたほうがいい

もっとメキシコ史勉強してみたいな。
3日目、いってきます!

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