【開催報告】第4回リアルイベント「海で発見!」@逗子
『ウォーターフロントアクティビティプロジェクト(WFAP)』は、日本財団「海と日本PROJECT」の助成事業として開催される、海の環境保全や海を契機とした環境問題全体への意識付けと実際の行動を促すプロジェクトです。
<WFAP公式サイト>
2023年は、2つのテーマを元にそれぞれ4回のイベントを開催いたします!
テーマごとに、知る、興味を持って頂くきっかけ作りとしてのオンラインセミナー3回と、好奇心を育てることを目的とした体験を通して学ぶリアルイベントを1回を実施予定です。
■第1弾テーマ:海と科学~みんなで紡ぐ未来の海~
■第2弾テーマ:海と文化~みんなで紡ぐ未来の海~
第1弾テーマの最終回となるリアルイベントが終了しましたので、開催報告です。
今回のテーマは「海で発見!」
まずは室内にて、Romiさんによるお話からスタート。
海で起きている環境問題、例えば洗剤類やプラスチック類が与える海へのダメージの話や、海の生き物に関することを伺いました。
実は東京や神奈川などの都市圏の海にも、たくさんの種類の生き物が生きているのだそうです。
実際に全国の海から集めた生き物たちの骨や貝殻を目にすると、
「これは何の生き物なんだろう?」
「こんな形の貝がいるんだ!」
「クジラの髭をつかってかばんが作れそう!」
と、参加者からのいろんな声が聞こえてきました。
身近な生き物を守るためにも、なるべく環境負荷がかからないよう、改めて普段の生活を見直していきたいですね。
環境問題や海の生き物について理解を深めた後は、マリンスポーツ指導を行う岡本さんによる、海の安全に関するお話です。
比較的良い条件下でマリンスポーツを楽しみやすい逗子海岸。しかし、自然なのでもちろん危険な一面もあります。
岸に戻れなくなったらどうしたらいいのか、地震が起きた時にはどこに避難すればいいのか、海で遊ぶ際の注意点について学びました。
その後は、着替えて逗子海岸へ移動。
今日の海の状態について説明を受け、いざ、海へ!
快晴のもとでの海は、とっても気持ちよさそうでした。
砂浜では、先ほど皆で見た貝殻をポツポツ発見。
どんな生き物の貝殻なのかが分かると、より砂浜を歩くのが楽しくなりますね!
第1弾テーマ「海と科学〜みんなで紡ぐ未来の海~」、全4回のイベントを終了しました。
4回を通して学んだ知識や体験を通して、皆さんの日常に少しでも変化が生まれたら嬉しいです。
====今後のセミナー&イベント情報====
第2弾テーマ:海と文化〜皆で紡ぐ未来の海〜
今テーマの舞台となるのは、鹿児島県・奄美大島。
世界自然遺産にも登録されている奄美大島では、沖縄(琉球)や鹿児島本島の影響を受けながら、サンゴ礁をはじめとする豊かな生態系と共に、独自の文化が築かれてきました。
各回ゲストを招いて行う3回のオンラインセミナーとリアルイベントを通し、奄美大島の文化を通して海の過去と未来を紐解くことで、一緒に私たちのこれからの「海への向き合い方」を考えましょう!
<オンラインセミナー>
◎2023/10/25 (水)18:30 - 20:00 「海と食文化〜奄美大島の伝統漁法「追い込み漁」と藻場再生〜」
<リアルイベント>
◎2023/11/10(金)14:00 - 20:00 「海と文化を体験!〜奄美大島でマングローブ植林体験〜」
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