見出し画像

サイボウズさんのオフィスを訪問したので、感想なんかをアップします。

昨日(11/25)に、サイボウズさんのオフィスを訪問させていただきましたので、その感想などをアップさせていただこうと思います。

ちなみに会社のメンバーと一緒に行ったのですが、私は写真とるのをすっかり忘れていて、こちらにアップする素材はないのでご了承ください。(メンバーはバンバン写真撮ってた。週明けに頭下げて素材をもらいます。)

ちなみにオフィスの様子はサイボウズ社さんのオウンドメディア「サイボウズ式」に色々写真がアップされているので、そっちを参照にしてください。(決して回しもんじゃないですよ。www)


記事中の写真を見ていると、「これって専門スタジオで撮っているんじゃない?」と思っちゃいますが、実際にサイボウズさんのオフィス内の会議室だったり、社員が自由に働けるフリーアドレスの一部だったりします。

いや~、ほんとオシャレなオフィスですよ。最近、同じようなIT系の会社(oktaさん)のオフィスも見学させていただいたんですが、外資系IT企業といっても遜色ないくらいオシャレ感でしたよ。

ただ、外資系IT企業の「デキる感じ」とはちょっと違くて「集まることを楽しむ」という感じかな?言い方はちょっと語弊があるかもしれませんが、oktaに比べると、ちょっとルーズなんですよね。(笑)
サイボウズデイズの荷物が会議室においてあったり、固定席の人の机が若干散らかっていたり、情シスの机には回収した端末が重ねてあったりしているとか、、、

なんちゅうか、「人間臭い」部分もあるのがサイボウズさんのオフィスかな?という感じでした。(でも、ほんとoktaさんのオフィスもかっちょ良かった!自由度高いけど、ちゃんとしている感じとか)


今回は、単純なオフィスツアーではなく、情シス同士の意見交換会でお伺いして、そのついでにオフィスを見学させていただいたような感じです。

私の属している会社はいわゆるJTCと揶揄されるような日本企業。どうしてもITインフラも古臭く、独自性が強すぎるので、世の一般を知るためにサイボウズさんの状況も聞きつつ、自社の状況もサイボウズさんの参考になるかな?という感じで、情報交換会を開催させてもらいました。
(でも結局は聞くばっかりの一方通行でスイマセン。)

ちなみに、やはり話題はゼロトラストやゼロタッチキッティング。このあたりの省力化は全情シス員の聞きたいトピックスですね。

ちなみに、この打合せの前に当社の聞きたいことはkintoneで質問リスト作って、事前にあおてつさんに見てもらって、回答いただきました。これで打合せもスムーズ♪


すでに、1,000文字をイントロに使ってしまったけど、ここからが本題。

私がサイボウズさんのオフィスを見学させてもらって思った第一の感想は「これ、会社の方針と沿ってデザインされているなぁ~」という事。

実は私の会社も自分の所属するフロアだけフリーアドレスに改造してもらったんですけど、なんとなくコンセプトが「社風とあっているのだろうか?」という疑問が残っているんですよね~。

そりゃ、昭和チックなオフィスから脱却しているんで、一見はかっちょいいし、気持ちよさそうなオフィスなんですけど、なんとなく「押し付けられた価値観」があるんですよ。おそらく、オフィスをデザインした会社さんも「こんなデザインはあるんですが、御社はオフィスで何を実現したいんですか?」という質問をしたのでしょうけど、その回答を総務が的確に返答できなかったのでは?と思っちゃってます。(推定ですが、、、)

(ちなみに社内の写真はアップできないのですが、似たような感じはこの写真に出てくるイメージ)


これに比べると、サイボウズさんのオフィスはまさに会社のミッション・ビジョン・バリューを体現したようなオフィス設計。

特に私が感じたのが、「社員が自分らしく働くことができる」と「チームワークあふれる」を両立させている。というところ。

単純に自分の働きやすいように働くと、他人の迷惑顧みず動いてしまい、それこそチームワークという概念からは離れていってしまう。

でも、実際にはそこに働く人には「自立」が求められていて、自分勝手ではなく、自分らしく、かつ、チームに認められる働き方が模索できるようになっているし、そこを「自分自身で考える」という事が至る所に仕組まれているなぁ~と感じました。

(もしかして、設計した時には意図していなかったのか知れませんが、ある程度、仕組みをルーズ化することで育まれたのか知れませんね)


もちろん、オフィスはフリーアドレスで「自分で居場所を決める」なのですが、就業時間も「自分で決める」だし、パソコンなどの端末も「自分で決める」なんですよね。つまり、色々なものの大前提が「選択肢をもつ」という事を第一に考えられているような感じなんです。

(あと、決めた後にその結果を全員が見える、という仕組みも、風土情勢にはすごく効いている気がする。)


で、この「選択肢をもつ」という観点、JTCで育ち切ってしまった当部署メンバーからするとスンゴク新鮮に映ったみたいなんですよ。
「こんな自由でいいんですか?悪さする人いないんですか?」と、、、

そういう意味では、私は「自由にすることで自立を促す」という因果関係で見たのですが、メンバーとしては「自由にすることで悪さができる」というマイナスの可能性を第一に考えちゃっていた。という認識の違いを感じる事ができました。

おそらく、このnoteを見ている人や、TwitterやFacebookで繋がっている人は、すでにサイボウズさんの記事を見たり、最近の働き方の文脈で、自立・自律という事の重要性を感じている人が多いと思うのですが、世の中のサラリーマンは意外なほどに「世の中の情報」に触れておりません。

社内でせっせと外部の情報を社内Teamsの全社チャネルで発信したり、自部署の人たちには毎日この手のニュースを配信しているんですが、そんなもんなんですよね。。。

思った以上に世の中の情報に触れていない層は多い!

一応、私のような「こうだろう」と思い込んでしまう現象には名前が付いていて、「確証バイアス」っていうんだそうです。

つまり、「人は見たいと思っている情報にしかアクセスしない」ってことなんですよね。。。( ;∀;)


ただ、今回のオフィス見学で気が付いたこと、それはまさに、今までニュース配信しても見てもくれなかったメンバーが「オフィス見学」という「現場に実際に足を運ぶ」という行動を元に知ることができたという点です。

今の時代、なんでもオンラインになっちゃって、実際の現場に触れることが少なくなっています。これはこれで便利なんですが、ここぞ!という時に訴えかけるには、やはりリアルに触れるってのは重要だな、、、と感じました。

もし、私と同じように組織のマインドを変えていきたい!と思っている人は是非、他社との意見交換会などをリアルでやってみるとか、みんなでワーケーション合宿をしてみるとか、なんでも良いのでリアルを体験してみてください。これは非常に実りある成果につながると保証いたします!(あ、間違っても違約金は支払いませんので、ご留意をwww)

個人的には「是非!サイボウズさんのオフィスと、そこに働く人の瞳の輝くを見てください!」と言いたいところですが、さすがに部外者がそこまで言う事はできないので、自重します。(笑)


実際に他社のオフィスに行って、何事もデザインだし、いろんなものが経営方針に結びついているんだな~という気づきをアウトプットさせていただきました。

そんじゃーね♪

いいなと思ったら応援しよう!