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今日、青葉寄の本名を呼んだ。

豆知識:青葉寄のXアイコンは私が描いた



前回の記事はこちら


青葉寄(以下「青葉ちゃん」)のXアカウントはこちら



はじめに


2024年8月20日にガガガ文庫から青葉ちゃんのデビュー作『夏に溺れる』が発売される。

先程、『夏に溺れる』の表紙が公開された。
そのイラストを見たら私はぶくぶくぶくと泡のように色んな想いが込み上げてきて(それは全て綺麗な感情)気がつけばこの記事を書き始めていた。私は発売前にもかかわらず夏に溺れてしまったのかもしれない。

私と青葉ちゃんは「あの夏の平行線」のメンバー同士であり、XがまだTwitterだった頃に出会ったお友達である。

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今まで会った回数は、

2023.5 オフ会
2023.11 文フリ東京37
2024.2 仙台旅行
2024.2 東京旅行
2024.5 文フリ東京38

計5回である。

そんな「遠距離友情」をしている私たちは、初めて会ってから気が付けば1年経っていた。
前回の記事では紀行文がメインだったので、今回の記事では青葉ちゃんにフォーカスして書いていこうと思う。

2024.5.19 文フリ東京38 打ち上げにて



ミステリアス・ガール

青葉ちゃんと初めて会ったのは「オフ会」だった。
オフ会、と聞くとなんだか「ネットで出会った人と会う」ことを想起させられる。
実際、私と青葉ちゃんはネットで出会ったし、初めて会ったときにはまだ「ネットで出会った人」という印象であった。
青葉ちゃんと初めて会ってから1年2ヶ月、前回の記事を書いてからは3ヶ月が経つらしい。
Twitterで繋がった日に遡れば、もっと時間が過ぎている。
大学生になってから出会った人たちよりも長い付き合いということになる。

青葉ちゃんは「ミステリアス・ガール」を自称している。
出会った頃は青葉ちゃんの通っている学校も知らなかった(それに反して私は青葉ちゃんにペラペラと自分について話していた気がする)。
そんなミステリアス・ガールの青葉ちゃんだが、初めて会って1年、だんだん心を開いてきてくれている(ような気がする)。

青葉ちゃんと私には一度、「ごめんなさい」という言葉が出るような出来事があった。
それは、私たちが所属している文芸サークル「あの夏の平行線」の活動の中でのことだった。
「喧嘩するほど仲が良い」という言葉がある。
私たちの出来事の場合は喧嘩ではなかったが、その出来事はその言葉のように、私たちがぶつかれた瞬間だった。
良い意味で、出会ったばかりの頃では考えられないことだったと今では思う。

青葉ちゃんと私は、今年の冬に会いたいねと話している。
好きなアイドルのライブに行ったり、クレーンゲームをしたり、ぬい撮りをしたりしたいねーと。
私と青葉ちゃんを結ぶ要素といえば、主に「小説」「Twitter」「アイドル」「クレーンゲーム」「ぬいぐるみ」だ(通話や実際に会って遊んだときには「最近のTwitterについて」を語るほどお互いTwitterが好き)。
しかし私は思うのだ。
彼女はミステリアス・ガール。
まだまだ私の知らない要素があるのではないか?
ついこの前も、新たな共通点が見つかった。
詳しくは述べないが、それはかなりプライベートな部分で私はとても嬉しくなった。
少しずつ青葉ちゃんのことを知っていけたら嬉しい。
私はこれからもペラペラと自分のことを話し続けようと思う。

さて、私は初めに青葉ちゃんのことを「ネットで出会った人」と述べた。
たしかに私たちはネットで出会った人だ。
だけど、それは出会った「場所」にすぎない。
人と人が出会う場所は様々だ。
それは学校かもしれないし、バイト先かもしれない。
私たちはその場所がネットだっただけ。
だから、自信を持って友達と呼べると思うのだ。
「フォロワー」「ネッ友」から「友達」になれたのではないか。

私は思うのだ。
青葉ちゃんと住んでいる場所が近かったらなあ、と。
あの夏の平行線のほかのメンバーに対してもそれは度々思う。
もしも私と青葉ちゃんが学校やバイト先で出会っていたら友達になれていただろうか。
学校のペアワークで一緒になってLINEを交換する世界線も興味深い。
後になって彼女が「青葉寄」であることを知る世界線もなかなか面白い。
こうして記事を書いているうちに、「青葉」と入力すると「寄」と出てくるようになった。
少し前までは「青葉」の次は「ちゃん」だったかもしれない。
もっと前は「青葉」「城」だったかも。

余談だが、ミステリアス・ガールは友達を家に呼べるように部屋を片付けているらしい。
その「友達」に私もカウントして、ぜひ呼んでいただきたい。

おわりに

今日、青葉寄の本名を読んだ。LINEで。
きっと青葉ちゃんの本名を呼んだのは初めてのことでなかった気がする。
これからはもっと本名を呼んでいきたいと思う。
そして、青葉寄の青葉寄じゃない部分、すなわち本名の部分をもっと知っていきたい。
私は、青葉ちゃんの本名の部分を知る前に青葉ちゃんと出会った。
だけど今は、少しずつではあるけれど本名の部分も知れてきている。

青葉ちゃんは小説家であり創作仲間である。
きっと青葉ちゃんはこれから今以上に有名になっていくだろう。
だけど青葉ちゃんには「青葉」以外の側面もある。
私にだって「雨虹みかん」以外の側面がもちろんある。
「青葉」と「雨虹みかん」という表紙で出会った私たちだけど、これからは裏表紙も見せ合っていこうか。
裏表紙から始まる物語だって悪くない。
これからお互い、続編を描いていこう。
そしてその続編の中で、本編でもいいし番外編でもいい、私たちが登場人物として出会えればいいと思う。

帰り道、次はどこに寄ろうか。


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