デスパペットのススメ
まずはこの記事に興味を持ってくださった皆さん、ありがとうございます。普段は長野県でデュエルマスターズを楽しんでいる、あっぷるというHNの者です。
DMIDネームはネクロノミコン、お好きな方で認識していただいて構いません。
さて、早速ですが今回は青黒デスパペットについてお話しようと思います。10/27に開催されたDMGP2024-2nd-Day2オリジナルで自分はこのデッキを使用しました。
結果は予選を8-1で抜け本戦3戦目で敗退、惜しくもベスト32という結果に。あと一歩届かないというところでしたが、デスパペットが好きでファンタジーBEST発売からずっと試行錯誤してたデッキで健闘出来たことは嬉しく思います。
その後戦績をXに上げると予想を遥かに超える反応をいただいて、正直とても驚きました。
GPも終わり、もう2週間ほど経ちました。早いですね。色んな人のnoteを見ていたら自分も挑戦したくなりました。
初めてnote書くので読みづらい部分も多いかと思いますが、手探りでやっていますので温かい目で見ていただけたらと思います。自分の考えを整理するのも兼ねて書いたメモ的な部分もある。
暇な時に読み物感覚で読んだり見たい項目だけ目を通してもらって構いません。ですが割と気合い入れて書いたので最後までお付き合いいただけたら幸いです。
終わりの方ちょっとだけ有料にしてます。
とはいえこのデッキの事は無料部分に全部書くのでほぼ投げ銭。別に買わなくてもいいので、お任せします。
おまけ程度ですが、この形にする以前のデスパペットの構築を載せてあります。今の構築の方が強いです。
今と全然違うフィニッシュで、割と面白いので初見の人に使うとウケがいい。そちらの方がデスパペット率高め。
それでは本編?の方どうぞ。
デッキ構築と制作経緯
このデッキを作った1番の理由は、やはりデスパペットが好きだからです。操り人形のデザインがとても心を擽られます。
ハンデス好きなのも相まってカードデザインとギミック相乗効果でお気に入り。
ファンタジーBEST発売でようやくデスパペットというテーマがデッキの形を成したと思われます。
足回りは非常に強化されましたが、それでもなおマーシャルクイーンのような特殊な戦術も取れず、スノーフェアリーのような豊富な選択肢もなく、ファイアーバードやドリームメイトのようにテーマ内にゲームを決める明確な切り札がある訳でもありません。
裏を返せば固定枠が少なく、ある程度色々なカードと組み合わせて遊べるのは使い手の発想力が問われて面白いところです。
発売当初からコンプレックスがフィニッシャーとして採用されるのが一般的だったかと思います。
最初の段階で入れて回してみたこともありますが、結論としては「これは青黒コンプでいいじゃん」でした。
勿論コンプレックス自体が単体で完結しているカードではあるので採用を否定はしませんが、あくまでデスパペットを使いたいとなれば青黒コンプほどコンプレックスが置けること前提の構築には出来ません。本末転倒になります。
盾に頼る前提で動けるほどトリガーに枠は割けず、いざアンタップからアタックしてもトリガーをケアする蘇生先も満足に積めない。
また、待ちの構えの青黒コンプと違いハンデスなどの妨害で柔軟にゲームに干渉したいデスパペットでコンプレックスを1ターン目に置くと、少ないリソースで相手の動きに対応する難易度が途端に上がります。
仮にコンプレックスを置けた上でその後の動きも運良く上から繋がり、デスパペットの看板のメアリージェニーを駆使して相手の手札を枯らした先にあるのが結局コンプレックス5点パンチだとすると、過程のコントロール要素って必要ですか?
そこから闇のフィニッシャー代表CRYMAXジャオウガを試すもこれも似たような理由でジャオウガ以外の圧力を用意しにくいため、メタを多く押し付けながら使えるアナカラージャオウガや別の圧力を添えられるアナカラーマルルの方に軍配が上がります。
フィニッシャーを特に用意せず一旦手札を枯らした後にターンを分けて盾を刻む戦法も考えましたが、それは青黒魔道具や黒緑アビスの得意とする領分なのでそこも断念。
何かないのかと思っていた中で、環境でカレイコの黒像がメタとして採用され始めたのを見て以前別の青黒ハンデスのフィニッシュでキクチVチャロンを使っていたのを思い出しました。
このギミックを転用したところ、デスパペットの動きに干渉しないカレイコの黒像の強力なメタ性能を生かしながら、ハンデスでゲームコントロールした先に相手の盾を消去し確実な勝利を掴めるデッキとなりました。
パクリオとキヨヨンシーは、キヨヨンシーのシクイラストが良すぎて使いたいなーと新弾出てからずっと思ってたんですが最初なかなか使い道が思い付かず。
友人からパクリオ使えば手札も見てキーパーツ盾に埋められるしキヨヨンシーで残りのハンド狩れて強いんじゃない?と言われて試してみたらこれが結構ハマったんで採用しました。
・採用カード
特攻人形ジェニー
言わずと知れた2コストハンデス。
序盤は軽いランダムハンデス、中盤からはメアリージェニーの蘇生で更にドローまで付いてデッキを回す核として大活躍。盤面と墓地を行ったり来たりと忙しいカードです。
メアリージェニー着地までに多少無理をしてでもこのカードを墓地に落としておくと、その後のゲームメイクが格段に安定する。
当然4枚。
ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり
コントロールデッキが苦手とするSAを止めるストッパー。書いてあること全部強いです。
上面は速攻をしかけてくる相手への抑止力として、下面は既に広がった盤面を止めてVTまでの時間稼ぎやブロッカーの無力化などいつ使っても腐りません。
踏み倒しに反応してドロー出来るのも地味に嬉しいポイント。
個人的には4枚必須。
カレイコの黒像
現環境最強のメタカードと言っても過言ではなさそう。
メクレイドやヨビニヨンを筆頭とする山札からの踏み倒し、マナ加速、盾追加を封じる非常に強力な効果。そして自身の動きには一切干渉しないのもポイント。
タマシードなので一度置けると除去する手段がかなり限られます。
最初3枚で回していたが、やはり引けないと勝負出来ない対面が多いので4枚。
冥土人形ヴァミリア・バレル
デスパペット界に現れた神のカード。
この軽さで確定除去とハンデス、ブロッカーまで付いてる欲張りテキスト。ハンデス主体のデッキにおいて、相手の盤面と手札を同時に触れるカードは革命的です。
ハイパーモードも非常に強力で相手にドローによる手札補強を許さない、パワー6000になるのでVT回避出来るのもポイント高い。
ボード勝負の要なので4枚。
ナーガの海黒環
このデッキ陰の支え役、一度置けると継続的に仕事をしてくれる隠れパワーカード。
蘇生や墓地回収に反応する効果がこのデッキの全てと噛み合っています。
メアリージェニーとの相性が特に最高で、墓地に蘇生先が無いときにこのカードで公開領域を増やしながら探す4→5のマナカーブが完璧。
ハンデスの補強は勿論、相手の手札が枯れてもフィニッシュパーツを探すための強力なドローエンジンになります。
CIPの回収はVチャロン以外の全てのカードに触れるので、触りにくいカレイコやVTを回収出来るのが強み。
枠の都合3枚になっているが4枚積みたい。
龍后人形メアリー・ジェニー
ファンタジーBESTでデスパペットというテーマをデッキにしたカード。このデッキの核。
ジャストダイバー、ブロッカー付与、墓地肥やし蘇生、離れた時効果、全てが強い。コントロールで欲しい能力がこの1枚に集約している。
単体でも勿論強いですが、ナーガのリングと合わさるといよいよ相手とのリソース差が凄いことになります。
ハンデス持ちを蘇生した場合は、相手の手札が残るなら先にナーガのセルフハンデスを処理したあとにランダムハンデスした方がうまい。
終盤は基本的にこのカードと特攻人形で山を引きに行ってフィニッシュパーツを探します。墓地肥やしは任意なので、蘇生先が揃ってる場合は無理に使わなくてもいいです。Vチャロンが墓地に落ちると面倒臭いので。
当然4枚。
忍蛇の聖沌 c0br4
このデッキ唯一の受け及びメアリージェニーを墓地から触る為のカード。
5マナ以降にメアリージェニーが見つからなかった場合、このカードで掘るのも視野。ボンキゴ蘇生もよくやります。
ナーガと相性が良いのも高評価。
4枚採用していますが、別の強い受けがあったら変わるかも。
パクリオ
古のピーピングハンデス。相手の切り札を再利用しにくい盾に封じ込める。
相手のデッキの起点となるカードをピンポイントで弾けるので、手札の構え方によってはこのカード1枚で数ターンの猶予を貰えます。
盾を何枚増やしてもVチャロンで全部消えるので関係ありません。
ヴァミリアのハイパー化の素材としても優秀。
ピーピングハンデスが強力に感じたので4枚。
幽幻人形キヨ&ヨン&シー
基本はパクリオとのコンボカード。
相手の盾を6枚に増やして能動的にこのカードを誘発し、追加で手札を2枚奪う。
見落としがちですが手札6枚でも誘発するので、昨今の異常なリソース稼ぎで手札が6枚超えて飛び出したり、VTで相手の盤面を手札に戻して6枚超えたところを叩くプレイなんかもあります。
メアリージェニーが居るとブロッカーを得るので相手の盾が6枚だと壊れても墓地から湧くゾンビブロッカーになる。
とはいえ使えるタイミングが限られてるので3枚。
飛翔龍5000VT
青入ってたらとりあえず積んでおけカード。
ハンデスデッキの弱点である小型クリーチャー展開を返すために必要不可欠。
次のターンの再展開も防ぐので、メアリージェニーなどキーカードを置く隙を作れる。
待てない時の打点としても優秀。
環境によって採用枚数変わるカード、今のところは3枚に落ち着いている。
Vチャロン
このデッキのフィニッシャー。
カレイコの黒像と合わせて相手の盾が消滅する即死コンボが完成する。
手札も入れ替わるので、相手の手札が2枚以上残っている状態でヴァミリア2体ハイパー化してると手札も消滅します(1体だと1枚残る)。
無色なのでナーガで墓地から拾えないのが難点。
3枚くらい積めると安心だが色が無いのが弱いので2枚。
倍堀人形ニモドース
主な役割は墓地に落ちたVチャロンの回収。
墓地の公開領域を増やして選択肢を多くするデッキな以上どうしても回す過程でVチャロンが墓地に落ちやすいので、そのためのケアカード。メアリージェニーやコブラで触れる回収札なのが強い。
Vチャロンだけでなく、道中で墓地に落ちたVTを拾って投げたりラッキーナンバー使い回したりと小回りの利く良カード。
1枚採用。
・採用候補カード
冥土人形ロッカ・マグナム
デスパペット持ちの貴重なメタクリーチャー、Gストライク持っているのも非常に強力。
効果範囲は広いが破壊するカードが相手選択なのが少し弱い。あとは配色の兼ね合いでデスパペットがほぼ黒を持っている都合上、メタ枠は青の方がデッキの色バランスが整います。
赤青マジック、黒緑アビス全盛期の時には大活躍で大変お世話になりましたが、今現在の環境だと刺さりは他のメタに一歩及ばずな印象。
メアリージェニーの恩恵を受けられるメタなので出来れば採用したいカードではある。
異端流しオニカマス
ずっと強いメタクリーチャー。選ばれないの強すぎる。
相手の召喚以外の踏み倒しを牽制でき、主にファイアバード、ドリームメイト辺りに立てたいカード。
メクレイドは止められないので注意。
退きにくいためVチャロン後のダイレクトアタック要員としても優秀。
出来れば積みたいメタ枠。
飛ベル津バサ「曲通風」
ジャストダイバー持ちのメタクリーチャー、Gストライク持ってるのも偉い。
メクレイドやヨビニオンは勿論、ニヤリーゲットやギャラクシーチャージャー等ヴァミリアでカバー出来ないリソース札にも刺さる。
ただし上1枚は捲れるので過信は禁物。1枚目が強いと普通にやられます(よくやられる)。
出来れば積みたいメタ枠。
冥土人形アカイブ・ヤップップ
デスパペット版学校男。
エレメント対象のパワーテキスト。
相手の初動のクリーチャーやフィールドを潰すのは勿論、使い回したいデスパペットを壊しながらメアリージェニーを誘発したりと痒いところに手が届くカード。
自分の対象もエレメントになるので、盤面が無いとカレイコやナーガを壊しかねないのが少々扱いにくいところではある。
相手の盤面を触る手段がもう少し欲しいので枠があれば1~2枚積みたい。
麗迭人形ジェニー
2コストハンデス、特攻人形と違いセルフハンデスの代わりに場に残る。
序盤ならセルフハンデスでも相手によっては嫌な顔をします。
ヴァミリアハイパー化の素材としても優秀で、そのまま場に残ってもメアリージェニーでブロッカーになるので腐りにくい。
特攻人形+追加で2コストハンデスが欲しい場合の選択肢。
堀々人形ジェニス
主にVチャロン回収札。ニモドースとの選択枠。
こちらはCIP回収が1枚の代わりに、盤面に残れば継続的なリソース源になる。
アタックするなら単体で仕事が出来ますが、基本的にはヴァミリアハイパー化でタップすること前提の効果になるので狙えるタイミングは限られます。
回収出来るのは次のターンの始めなのでそのラグも少し気になるところ。
ラッキーナンバーを使い回せる等、特定の対面には強力。
冥土人形ウォカンナ・ピエール
デスパペットの数少ないSトリガー。
しかし肝心のエレメント除去は確実性がなく、受けとして頼るのはかなり不安。
青単色のデスパペットは唯一無二。
解体人形ジェニー
ピーピングハンデスと言えばこのカード。相手の手札を見て確実に邪魔なカードを落とせる。
パクリオと違いデスパペットなのでメアリージェニーの恩恵を受けられるのが強み。ヴァミリアとも相性が良い。
とりあえずハンプティルピアには謝罪を要求したい。何とは言わないが。
メアリー・ジェニーのお茶会
デスパペット限定のスーパー有象夢造。
効果だけ見たら非常に強力。
山札は掘れるが手札が増えるわけではなく使い所が難しい。メアリージェニーを先に置けていると強さが2段階くらい跳ね上がる。
ナーガとも相性が良いが、多色なのがネックで両方積もうとすると2色デッキなのに多色が多くなりすぎます。
受け性能はヴァミリア頼りになることが多く安心感に欠ける。
ブレイン・スラッシュ
Vチャロンを墓地から触れる蘇生札。
ヴァミリアやナーガ、メアリージェニーが居るとどちらの効果も使える。山札も掘れるのでVチャロンを探しに行きやすい。
VT蘇生出来るのは強み。
多色なのと、序盤に受けとして機能しないのがネック。
インフェルノ・サイン
殿堂カード。Vチャロン蘇生札その2。
コストが軽く単色なのが魅力ではある。
墓地が用意出来ないと受けとしては機能しない。
魔天降臨
殿堂カード。黒に許された必殺の一撃。
手札0で打てばマナが消し飛び相手が一からゲームを始めることになる。
一応マナ回収としての役割もあるので、採用しているとVチャロンを多少マナに置きやすい。
最悪マナ0にして殴れば怖くないかも。
・GPの結果を踏まえた、最近の構築
配信卓でファイアーバードにボコボコにされたので、流石に後手取って特攻人形以外の動きないのはどうかと思い以前積んでいたオニカマスorマガツを再投入。ここは何回か回しては行ったり来たりを繰り返しています。
メタを増やすと名残惜しいですがキヨヨンシーの枠が取れず、しかしパクリオのピーピングハンデスは強かったので代わりに解体人形を採用。ですがここも麗迭人形と悩みます、2コストハンデスももう少し欲しいので。
VTも3枚から削りたくなかったけれどデッキの枠がパンパン。助けてください。
デッキの立ち回り
青黒デスパペットは、環境上位に多くいる「自分の強い動きを押し付けて勝つ」というタイプのデッキではなく「相手のやりたい動きを極力させない」という負け筋を潰していくハンデス主体のコントロールデッキです。
勝利プランはカレイコの黒像とVチャロンで相手の盾を消滅させて受け札完全無視のダイレクトアタック。デッキ40枚Sトリガーでも勝ちます。
様子を伺いつつハンデス、メタ置き、盤面処理等、相手の動きに上手く付き合っていくのが基本戦略。
相手のデッキタイプに合わせたコントロールが出来るようにカードキープをしたいので、特に序盤に多色が嵩張るとマナ置きがかなり難しくなります。
個人の感覚にはなりますが、多色の採用枚数は多くても10~12枚程度には抑えたい。
個々のカードパワーとデッキの出力はそれほど高くないので、環境デッキと100%のぶつかり合いではまず勝てません。このデッキでやることじゃない。
固定枠が少ないのでメタ等の採用カードは普段出る大会の雰囲気で自由に変えてもらえればと思いますが、コントロールで相手の全力に対抗しようとすると構築がかなり歪むのであまりお勧めはしません。
相手も常に100%の動きをするわけではないのです。どこかで折り合いはつけましょう。
その代わり相手が下振れたり70%くらいの動きに留まった時、ハンデスやメタがヒットして本来の動きから大きく逸れた時などに、隙を刈り取り逆転の目を潰すコントロール能力を持っています。
このデッキのフィニッシュは決まればほぼ確殺なので、まずはどうすれば負けないかを考え冷静な判断力で勝負しましょう。
各対面の有利不利もいくつか例に出しますが個人の感覚、経験による物が大きいので参考までに。
・対ファイアバード
微有利といった印象。
先手後手問わずカレイコの黒像がキーカードになります。
先手で置けるとかなりイージーゲーム、相手はハンプティで手札触ってくるのでリソース確保は意識しましょう。先を取っても息切れすると物量で負ける。
オニカマスを採用していると後手の切り札になりますが、メクレイドは貫通してくるので油断は禁物。
アタッカーの質が高いのでボンキゴマイム、VT辺りで相手の攻撃を凌ぐ必要があります。
ポッピ冠ラッキーが要のメアリージェニーに刺さると苦しく、ヴァミリアやVTはその処理に当てたい。
先に攻められている場合は盤面処理とハンデスを両方こなすのが難しいので、盾が減ってVチャロンまで待てない時はVT着地と同時にビートして殴り切るプランもたまに取る。
・対アナカラーマルル
基本有利。
この対面もカレイコの黒像がキーカード。
先手で置くとマナ加速が止まって相手のデッキがコンセプト崩壊するのであとはハンデスしてリソース枯らしたら終わりです。
メアリージェニーを投げるときにはガイアッシュに注意。
後手もカレイコは早めに置きたいです。無い場合は焦らず相手のリソース枯らす事を意識しましょう。
足回りのカードが多く、ゲームを決めるカードの採用枚数が少ないのでトップ解決される確率は比較的低いです。
クラジャに顔面飛ばされるのだけ怖い。
・対マーシャル
基本有利。
ハンデスがガン刺さりするので積極的に手札を刈りましょう。
クイーンの進化元もヴァミリアで掃除でき、ハイパー化でドローまで封殺すればかなり優位に立てます。
触れないキールが危険なので、ハンデスで手札を取るかカレイコでメクレイドを止めるかは状況に応じて。
VT投げればターン貰えます。蓋してハンド落とし切ればあとはVチャロンを待つだけ。
・対ドリームメイト
微不利のイメージ。
カレイコの黒像は刺さるが山札を触らずに盤面を展開する手段を持っているため、過信は禁物。
ラビシェフまで繋がるとVTも当てにくくかなり苦しい。
ハンデスや除去で一旦優位に立てれば、少ないリソースから切り返せるデッキではないので逆転されることは少ない。
踏み倒しが多いのでオニカマスやボンキゴが欲しい対面。
・対青黒コンプ
基本有利だと思うが、1コンプも含めその時欲しい物を上から引くデッキなので本当に相手の上振れ次第。コンプ置かれなかったらどうでもいい。
リソースは細いのでハンデスは刺さる。
安易に盤面作るとVTの餌食になるので慎重に。
コンプのカウントを確認しつつラッキーナンバーで拘束してVチャロンまで耐えるのが基本的な戦略になるので、多めに抱えるかナーガでリサイクルしたい。
おわりに
GP時点ではまだマーシャルの台頭を認識しておらず、青黒デスパペットはそれなりの立ち位置に仕上がったかなという感覚で持ち込みました。
しかしGP後の爆発的なマーシャルの増加でこのデッキの株はまた少し上がった気がします。
まだ対面回数は多くないので本当に有利かどうかは検証していきたいところですが。
多分ここでカードの役割やデッキの回し方を知って使っても、ハンデスデッキってなかなか上手くいかないことも多いかもしれません。
どれだけ主導権を握ってもトップ解決で破れるのはハンデスの宿命、常に運と隣り合わせなのがデュエルマスターズです。
ビートデッキ、マナ加速デッキ、コンボデッキ、ループデッキ、勿論楽しいですがそれらを捌くハンデスコントロールもまた一味違って面白みがあります。
何を使っても結局デュエルマスターズが楽しい。
この記事を読んで、少しでもデスパペットやハンデスに興味を持ってくれる人が増える事を願って。
でもミラーはマジでやりたくない。
おまけ:以前使っていた不思議なデスパペット
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