オフラインコミュニティ大会での配信についての覚え書き

こんにちはわっちと申します。

コミュニティ主催のスマブラのオフライン大会の主催をやってきました、最近は主に配信周りを中心にやってます、せっかくなので簡単な配信機材の変遷と知識を個人的にまとめてましたが共有したら誰かの役に立つかもと思ったので公開しましす。

自分の配信機材のテーマは『人間一人が公共交通機関を使って運搬できる規模のコミュニティ配信機材』です。なのでノートパソコンであったり機材の選択理由は『全体の機材量を減らせるから』が多いです。なので真の意味でのコストパフォーマンスからは外れる場合が多いですご注意下さい。

時間が空いた時に少しづつ更新していきます、自分のnoteは更新の時しか見ないのでコメントは基本チャックや返信はしません、よろしくお願いいたします。

初めに準備や基本知識など

新・VIPで初心者がゲーム実況するには をまず最初に読むことをお勧めします。何億倍もわかりやすく理解できます、このnoteは『ふーんそれ使ってるんだー』くらいの参考程度にどうぞ、『これを買えば間違いない』って情報ではないです。

RCA端子(三色端子)を使うレトロゲーム配信

‐最初期機材-

映像ソースはゲームキューブのRCA端子となります、それをRCA分配器VSP4みたいなそれ自体に電源がついてるの推奨)で増やし一つをブラウン管テレビ(選手用モニター)へ、もう一つをキャプチャーボードI-O DATA ビデオ/VHS GV-USB2)を経由してPCに映像を送るってのが主流でした。

‐中期から終期機材‐

映像品質とより少ない遅延を実現するために、それぞれの機材を豪華にしました。個人的にレトロゲームならアップスケーラー・ユニットはFRAMEMEISTERHDキャプチャー・ユニットはXCAPTURE-1で良いと思ってます。選手が使うブラウン管テレビSonyの業務用トリニトロンを使ってます、対面形式の対戦台が作りやすいです、それ自体が分配器にもなるため便利です、端子が特殊なため一部変換機の準備をおすすめします。都内なら秋葉原のラジオ会館内にいいお店あります。

その他便利なHDMI変換機

ゲームキューブはGCHD、ニンテンドー64はsuper64がお手軽で便利です(高いけど…)。遅延は完璧ではないのでご注意ください。そのかわり画質が良くなります(今までブラウン管だと映せなかった戦場のオーロラが綺麗に見えます)注意点としては映像が1920×1080ではないため一部のキャプチャーボードに映像を送らない場合があります。

レトロゲームで使うブラウン管モニターのおすすめ

Sony PVM L シリーズ (例: PVM-20L5 とか PVM-20L2MD)
Sony PVM M シリーズ (例: PVM-20M4U)
Sony PVM N Series (例: PVM-20N6U)
JVC TM-1650SU
Panasonic BTシリーズ
Ikegami HTMシリーズ
Ikegami TMシリーズ

ブラウンテレビはものによって遅延があります、上記は遅延と画質を考えると最強ランクです…その代わりくそ高いです…あと普通のより重です。正直そこらへのブラウン管テレビでも大体大丈夫です。シャドウマスクやらアパーチャグリルとか管の水平解像度の話は専門家にお聞きください。

詳しい設営繊維図はそのうち追加します

現行ゲームの配信

使用機材

音響関係

ミキサーはマッキー プロフェッショナルエフェクト搭載ミキサー ProFX8v2、マイク兼ヘッドホンはAudio-Technica BPHS1を3つ用意して実況者2名音響調整者1名で使ってます。実況者がお互いの声とゲーム音を聞くためにベリンガー ヘッドフォンアンプを組み合わせてます。そのうち選手インタビュー用のピンマイクとか入れたいなと思ってますが優先度低めです。

映像関係

スイッチャー兼キャプチャーボードとしてATEM Miniを使ってます。選手カメラや実況者カメラはLOGICOOL C920を使ってます。Manfrotto 三脚で高さとか角度つけてます、ウェブカメラ取り行けるために付属品も買ってます。ちっちゃい三脚も便利です。HDMI分配器はKanexProBLUPOWってのを使ってます。

よりカメラの映像を高品質にするためにキャプチャーボードを増やして高画質な一眼レフ、ミラーレス、コンパクトカメラなどを導入したいのですが…大会の度に自分で機材を会場まで持参することを考えるとノートパソコンがベースとなるため難しかったのですが… ATEM Mini Extremeのスーパーソースで『ゲーム画面、選手カメラ×2、あと何か一つ』の多重合成を簡単に実現するボックス機能があり、今後はそれをフル活用していろいろやる予定です。↓

(一応PC+ATEM MINI EXTREAMだけで一応配信が成立したので機材だけ取り急ぎ共有します。ATEM MINI EXTREAMに直でマイク2個in,カメラ三脚に乗っけて4台in(配信台全体、選手×2、実況者)。音はATEM Software Controlでミキサーいらず。ここにSTREAM DECKでシーン切り替えを登録すればかなり機材を省略しつつ配信が可能に!モバイルモニターでATEMのアウトソース見ても良し、サブモニターとしてストリームコントロールやらを入力しても良し。)

その他

機材はPELICAN 1510に入れて運んでます、使ってる理由は精密機器が多いのもそうですが、むかし普通のスーツケースに入れて機材を運搬中に、駆け込み乗車するおっさんに衝突されて当て逃げされた上に機材が破損したことがあり…ペリカンケースを導入しました!なんと防御力がハガネールくらいになるのでこちらの受けるダメージが減るどころか逆にぶつかってくるおっさんが反動ダメージ食らいます、おススメです。


追記 ノートパソコンのスペックを聞かれたので書いておきます

MSI GF65 Thin 9SEXR-838 (i7-9750H、16GB RAM、1TB NVMe SSD、RTX 2060 6GB、15.6インチ 144Hz FHD、Windows 10)


理想機材は揃いましたが…まだまだトレモが足りないのでいろいろ試しつつ、そのうち実際にどうつないでるかの図面を書きます


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