2 20190622 東京都総体 準決勝 帝京VS大成
2 20190622 東京都総体準決勝第1試合 帝京-大成 @駒沢第二
勝った方が沖縄行きを決める大一番。準決勝第一試合は大成(T2)と帝京(関東プリンス)の対戦に。
試合開始
大成は4-4-2、今日はアウェイユニの白。帝京は3バックと4バックの可変式か?伝統の黄色ユニを見にまとう。
前半1分 帝京がDFラインからロングボール、左サイドを突破しクロスもFWには合わず。
序盤は帝京が主導権を握る。左サイドを中心に攻め、チャンスをつくるがシュートまではなかなか至らず。
前半10分 大成8宮脇がセンターサークル付近のFKを蹴り、ゴール方向に向かったボールがポストに当たってそのままゴールイン。本人も両手を広げて驚くようなシュート?が決まり思わぬ形で大成が先制点を挙げる。
先制点を挙げてからは、勢いづいた大成がCKやロングスローを上手く使いゴールに迫るが、GK冨田を中心に帝京が守る
前半15分 帝京がCBからのロングボール、大成DFが一瞬対応に躊躇した隙を見逃さず折り返し、帝京7小島が流し込んで同点に追いつく。
同点になってからは一進一退の攻防が続いたが、フィニッシュに至る回数がやや帝京の方が多いように感じた。大成はセットプレー、帝京は左サイドからの突破が最大のチャンス源になっていた。前半はこのまま終了
後半開始直後、帝京はセットプレーからチャンスをつくったが7小島のシュートは枠外
後半15分 帝京FKを13中瀬が合わせるもうまくミート出来ずキーパー正面の弱いシュートに
後半18分 大成右CKを8宮脇がインスイングのボール。直接ゴールへと向かうがGKがファインセーブ。1点目のこともあったので
後半30分 大成 ロングスローから、8宮脇がボレーシュートを放つも枠の上。
後半AT 大成 FKのこぼれ球から強烈なシュートを放つもクロスバーのヒット。あと数センチずれていれば試合終了だったかもしれないので帝京側からすると助かった、といったところか。
1-1のまま譲らず延長へ。お互いリスク管理を徹底しロングスロー含むセットプレーからしかチャンスが生まれなくなり始める。
延長戦
前半はシュートなしだったんじゃないか?という展開で、得点の気配すらせず終了。
後半は前半と比較するとゴールに迫るシーンも増える。
延長後半終了直前大成8宮脇がミドルシュートを放つがGKがキャッチ。
このシーン以外ではシュートらしいシュートシーンは無く、延長も終了、PK戦に。
PK戦
帝京が先攻。
お互い5人目までノーミス、サドンデスに突入。
その後8人目までノーミスで迎えた帝京9人目のシュートがクロスバーにヒット、追い込まれる。大成9人目のシュートは見事GKの逆を突きゴールイン。大成が初の全国大会へと駒を進めた。
大成は守備の要であるCBの4佐藤が出場停止の中で勝ち抜きを決めた。ボランチ8の宮脇はオフェンスでは左足のキックの精度を、守備面では球際の強さを示し続けた。キャプテンマークを付ける10杉田は前からのプレス、ロングスローなどでチームに貢献。特にロングスローはチャンスが少ない中で貴重なチャンス源を供給し続けた。
帝京はグッドチームだったが勝ち切れず。今年はプリンスでもいい成績を残していたため期待度も高かったが惜しくもインハイ出場はならず。選手権に期待。