ギグ法案違反でカリフォルニア州がUberとリフトを訴える
カリフォルニア州と同州のロサンゼルス市、サンフランシスコ市、サンディエゴ市は今週の火曜日、同州の新労働法の下でドライバーを独立請負人として誤分類したとしてライドシェア大手のUberとLyftを訴えた。
グザビエ・ベセラ司法長官とロサンゼルス、サンディエゴ、サンフランシスコの市弁護士が火曜日にこの訴訟を発表した。AB5、通称ギグワーカー保護法として知られるカリフォルニア州で今年から施行された法律は、全米で最も厳格に請負労働者と独立下契約社員とを区別する基準を設けている。カリフォルニア州はUberとLyftの最大の収入源であり、裁判の行方次第では影響は大きいとみられる。
この訴訟に対してUberは、裁判で争う方針を示すとともに、運転手に対する追加手当を推進すると表明している。Lyftは、裁判で争うか、和解を模索するかは明らかにしていない。