英デジタルバンクのスターリング銀、2020年末に収支均衡へ、2021年の黒字化目指す
スターリング銀行は、2019年に損失を2倍以上に拡大したが、今年末までに収支を黒字化し、2021年には黒字になるとの見通しを発表した。
同社の最高経営責任者のアン・ボーデン氏は、デジタルバンクは、パンデミックの間、ビジネスローンを提供するための政府のスキームに参加したことで恩恵を受け、以前の融資からの大きな減損を考慮することなく、バランスシート上で新たな融資を獲得したと記者団に語った。
これは、1年前の26.9mポンドと比較して、税引き前損失53.6mポンドで2019年11月期を終えた同社にとって意外性のある宣言にも思える。
同じくデジタルバンクの大手、Monzoが事業継続に対する不確実性に関するリスクを年次報告書に盛り込んだのとは対照的な結果となった。