ドイツのデジタルバンクN26、従業員と対立勃発・CEOのGlassdoor評価は最悪状態に
ベルリンに拠点を置くデジタル・バンクN26は、木曜日に集まった従業員との間で対立しており、彼らは経営陣への不満を訴えるために「ワークス・カウンシル」を組織した。
今月初めに発表された公開書簡の中で、30人の従業員は、経営陣への信頼と信頼は「過去最低」であり、数十億ドル規模の会社で「即効性のある労働生活」を送るためには、組織的な努力が必要だと述べた。
この従業員の不平不満は、N26の従業員が同僚の賃金を調べることができたため、労働者の給料が一部の従業員が不公平に高いという不満が発端だという。
N26は長年の従業員との争いがあったようで、Glassdoorの最高経営責任者Valentin Stalfの支持率は昨年47%と崖っぷちに落ちている。N26はまた、12月にSiftedが行った分析では、4つの主要デジタルバンクの中で最も低いGlassdoorのスコア(5つ星のうち3つ)だったという。
N26と従業員との間の軋轢のニュースは、ドイツのフィンテックニュースメディアあるFinance Forwardが最初に報じた。N26の従業員は今週、雇用主との会議で労働者を代表を選出することを目的とした労働者評議会の役員を選出するために2回の投票を行った。 彼らは現在、労働者評議会の選挙を組織化するプロセスを開始しようとしている。
この動きはN26の経営陣の猛烈な反対を受け、会社は2つの別々の裁判所に差し止め命令を提出して、両方の会議が行われないように動いた。しかし労働者評議会を組織する従業員は、ドイツの労働組合ver.diとIG Metallの助けを借りることで、差止命令を回避する方法を見つけることができた。
「労働者全体の福利を確保しているN26の経営陣への信頼と信頼は過去最低になっている」と、N26の労働者はウェブサイトの声明で主張している。