新型コロナはずっと蔓延し続ける
新型コロナはずっと蔓延し続ける。普通のウイルスとおなじように
世界中で1,900万人以上がコロナウイルスの陽性反応を示し、少なくとも72万2,000人が死亡した。米国では約500万人が陽性反応を示し、16万人以上が死亡している。科学者たちはウイルスの治療法を見つけようと努力しているが、ワクチンが開発されたかの有無にかかわらず、コロナウイルスが完全に根絶されることはないだろう。というのも歴史的にみて人類は多くのウイルスを根絶することに全く成功していないという事実がある。本当に極めてまれな唯一の例外は天然痘だ。新型コロナウイルスが少なくとも何年もずっと蔓延し続けるとすると重要なのは人間が新型コロナウイルスに対して免疫力を持つことができるかという点だ。
新型コロナウイルスの免疫力の見通しについて
新型コロナウイルスの特徴はいくつかあるが、 1つは 風邪のコロナウイルスのように 簡単に広がるが 普通の風邪とは違い 重症化するリスクが存在する。 一般的な風邪コロナウイルスについてよく知られている事実として免疫力がそれほど長くは続かないという点があげられる。 ただし、時間が経つにつれて免疫力が衰えた場合、2~3年後には再びこのウイルスに感染する可能性があるかどうかという点についてはまだ未解明だ。普通の風邪コロナウイルスは数年ごとに感染する。
一方、SARSやMERSのようなウイルスは、これらの感染症に感染しても、それを克服して回復すれば、一般的に免疫反応は長く持続することが知られている。コロナウイルスはどちらのパターンかはまだ未解明だ。
https://www.washingtonpost.com/health/2020/08/08/asymptomatic-coronavirus-covid/