Uber創業者の「Uber売り」、保有株の9割以上を売却
創業者による株の売却すすむ
Uberの創業者であるトラビス・カラニック(Travis Kalanick)氏が同氏の保有するUber株の大半を売却していることがわかった。FTによるとカラニック氏は米SECが定めるRule 10b5-1に従って、同社の株を売却しているという。
追記: 12/24日遅くにトラビス・カラニック氏がUberの取締役を辞任したことが報道された。
Rule 10b5-1とは何か?
2000年に米国証券取引委員会(SEC)によって制定された規則で、上場企業のインサイダーが所有する株式を販売するための取引計画を立て、それに従い株を売却できるルールのこと。 規則10b5-1によって主要な保有者が所定の時間に所定の数の株式を売却することができる。 多くの米国企業幹部は、インサイダー取引と疑われることを避けるために10b5-1プランを利用することで株を売却する。事前に従った規則に従いどのようなニュースがあったとしても売却手続きが進められる。