米ヘッジファンドPoint72がショートにオルタナティブデータを活用
米国の大手ヘッジファンドPoint72 Asset Managementはダラスに本社を置くアーケードゲームチェーンを展開するDave&Buster's Entertainment Inc.をオルタナティブデータを分析し、ショートしたという。このヘッジファンドは、匿名のクレジットカードの利用状況を地理的に分析して、顧客が競合の娯楽施設Topgolfにいくと、近くのDave&Busterでの利用率が下落することを発見したという。Point72はTopgolfがDave&Busterのシェアを奪っていると分析し株をショートしたという。
https://www.bloombergquint.com/markets/point72-used-big-data-to-short-weight-watchers-dave-buster
伝統的な財務データや株価データではなく、非伝統的なオルタナティブデータを活用した投資は世界的に拡大している。優秀なデータサイエンティストを抱えるファンドは多様なデータを適切に取り扱い企業の業績を見通すことができるという。一方保守的な日本の金融業界では活用が遅れているのも実情だ。