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手巻き2カウンタークロノの魅力

こんばんは、ラッコです。

久しぶりにnoteを書きたいと思います。というのも、私最近あるものにハマっております。それは、手巻き2カウンタークロノです。どうもどうも、私は、ごちゃごちゃした文字盤が苦手、、、、

クロノグラフも定番の12時間積算計を備えた3つ目よりも、2つ目のほうが前々より好きだと思っていました。

ただ、クロノグラフ自体はケース径が大きいものや厚みの出るものが多くて、2カウンターが良いと思いつつも、なかなか興味を惹かれるものがなかったんですよね。。。そんな中、TLに上がってきた古いブレゲの2カウンタークロノをみて、「ナニコレ・・・サイズ感も良いし、裏のムーブめちゃくちゃカッコイイじゃん。。」ってなりました。その日から夢中で調べ続けて今に至ります。(笑)

そんなわけで今回は私がおすすめする手巻き2カウンタークロノをいくつか紹介したいと思います。私自身ムーブにはあまり詳しいわけではないのですが、この手巻き2カウンタークロノを買うにあたり楽しさが100倍くらいになるので、断片的ではありますが、ムーブの情報はさんで話していければと思います。(専門家じゃないので細かいところはわかんないですが!ご愛敬です!)

①Lemania2310

まず紹介するのは、TLで真っ先にひかれたレマニア2310を乗せたブレゲ3237。1993年代あたりを見かけます。ケース径36ミリ

ブレゲ針にローマ数字、ギョシェ。いかにもブレゲらしいクラシカルな時計です。私の2カウンタークロノ沼の入口ですね。とりあえずムーブに馴染みがない人も覚えておいてほしいですが、このレマニア2310は個人的にも劇推しムーブです。このムーブを見て何か見たことあるって思った方。。おそらく、あれを想像したんじゃないでしょうか。

そうです。オメガのスピードマスター321!!

近年復刻され大人気となったあのムーブと瓜二つに見えるではありませんか(私が素人だからではないはず、、)。それもそのはず321のムーブは、レマニア2310がベースになっているようです。残念ながら私はあまりスピードマスターが好きではない(名作中の名作ですが、これは好みの問題ですね。。)のですが、これがブレゲに載っているというのであれば、話は別です。ブレゲ3237は、美しいブレゲ針に加えて、36ミリの小径・クロノグラフの厚みが実にクラシカルな雰囲気を出しています。最高です。ACMで取り上げられたのもあり、在庫がほぼ枯渇しかけているのか、Chrono24でわずかに今は2件ヒットするのみです。お値段は税込280万くらいですかね。

そんなレマニアですが、今はブレゲの傘下に入っているようで、レマニア2310も、チラネジのついたクラシカルな雰囲気から、フリースプラング方式に変更になり、現行はcal533.3となっています(ここら辺は、りきぽんさんが親切に教えてくださいました、ありがとうございます。)

ちなみにレマニア2310は当時のヴァシュロンコンスタンティンにも採用されており、いまのコルヌドゥヴァッシュとかはこの流れ組むのでは、、?って感じです。初期のロジェデュブイオマージュにも採用されていたような。。とにかく美しいムーブもさることながら、クラシカルな雰囲気の時計に多く採用されていて、非常に傑作ムーブであったことが伺えます。まじで一本欲しい、劇推しのムーブ。最近は、レマニアの流れを組むムーブを載せていながら、42ミリと大味な雰囲気な現行モデルが多い、、、惜しいと思うばかりです。。(現行ブレゲの2カウンタークロノである5287は、42.5ミリのサイズ感もさることながら、600万オーバー。。と価格も破壊的です。。)

②Venus175

次にオススメするのオールドムーブはvenus175。これはブライトリングのナビタイマーとかに採用されているムーブのようです。オススメはちょっとニッチなところに行きまして、初期フランクミュラーです。

1994年生。ケース径38ミリ、ポーセリンダイヤル。

ただしこれ本数が劇少ない上に、マニア垂涎の逸品らしくほとんど市場にでてこないそうな。Twitterでつぶやいただけでこの反応です。。クロノス99号の時計愛好家の生活にも載ってたくらいだし、本物のコレクターしか持っていなさそう。にしても、フランクミュラーは、本当に初期の作品は素晴らしい雰囲気出していますね。

フランクミュラーは三つ目クロノグラフも良いんです。バルジュー7750という汎用ムーブを載せているのが少し気になりますが、自動巻き三つ目クロノグラフで、ここまでのものがあるのはさすがです。。。これも欲しいんだよな。。スターダイヤルと、焼けたインダイヤルがクラシカルさ全開っすよ。70万くらいで買えます。

ちなみにvenus社のクロノグラフは今は、シーガルという中国の会社に引き継がれているようで、なんと数万円で名機venusのクロノグラフが手に入ります。誰か持っていないかな。。(笑)一応こんな感じらしいです。リンク張らせていただきます。

③Minerva

最後に、推すのはミネルバを積んでいるモンブランパルソグラフ。

レマニアやヴィーナスに比べると少し知名度は劣る印象ですが、ミネルバも個人的には好きなムーブです。特徴はワンプッシャークロノグラフ。個人的には時計には、シンプルさを求めるので、プッシュボタンの数が減るのは大きなメリットかなと。

ちなみにパルソグラフは30回の脈拍を計測して1分当たりの脈拍を示す、外周に刻まれたメーターのことのようです。通称“ドクターズ・クロノグラフ”。タキメーターよりこっちのほうが実用的かもしれません。(いや、やっぱ使わないか。。)

このhodinkeeの記事で紹介されているのはRGですが、クロノ24にはSSが2本あります。300万オーバーで手が出ませんが。。(笑)これもすごく良さそうなんですよね。しかし、モンブランはロゴと針が少し気になる。去年出たピタゴールとか物凄くどストライクでしたけどね。。結局は針が大事という話。

おまけ

最後に上のモンブランパルソグラフを紹介したhodinkeeの記事から、小話を。

この中である一文に私は大変共感しました。それが以下。

”時計製造におけるアート(美意識と機械の融合と定義しよう)は2つの様式に昇華した:手巻きの3針時計(フィリップ・デュフォーとロジャー・スミスが好例だ)と伝統的な水平クラッチを備えたクロノグラフである。”

手巻き3針は大好物ですが、やはりそういったモデルが好きな人が考えることはみんな一緒ってことですね。

はー、お金貯めて手巻き2カウンタークロノ買おう。

てなわけでまたたまに書いていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。^^


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