ブリちゃんに自由を!
世の中には、芸能人やアイドルなんて全く興味がないという人ももちろんいますが、私は大好きです。綺麗で可愛くて才能ある人たちがキラキラと輝いている様を眺めるのが好き。
「この人なんか好きな顔だな」と思った女優の画像を1日中探し続けたりするし、いいなと思った歌手やアイドルのライブ映像やプラクティス動画をひたすら再生し続けたりもします。
ただ私の場合、いつもそれらの沼は浅い。深くはまらずに一時的なブームで終わることがほとんどです。
しかし、そんな私にもたった一人推し続けているスターがいるのです。
彼女の全盛期の輝きは圧倒的で、この先わたしにとって彼女以上に推せるポップスターは現れないだろうと思っています。
そう、ブリトニースピアーズです!!!!!
最初にブリちゃんを知ったのはいつ何でだったか、残念ながら全く覚えていないのですが・・・
気づいたら魅了されていた感じ。
華やかで、愛らしくて、エロくて、それでいて儚い、魅力の塊。
何が好きってまずはそのビジュアル。
キラキラ輝くゴージャスなブロンドヘア、一度みたら忘れられない子犬のようなかわいい垂れ目、まっすぐ通った鼻筋に、白い歯が綺麗に並ぶ美しい口元。
書いていて恥ずかしくなってくるけど、「完璧な造形だ・・・」と、
当時中学生だった私は、ブリちゃんの顔を見るたび思っていました。こんな人現実にいるの?と。
そして、ブリちゃんの魅力はなんといってもあの声!神が与えたエンジェルボイス。
とにかくかわいい声。猫が甘えてくる時のような・・・というのは表現として的確でしょうか?・・・。男性はもちろん好きだろうけど、女性の母性をくすぐる感じもあると思う。愛おしい気持ちにさせるのです。
へえ〜ブリトニースピアーズって名前聞いたことあるけど、そんなすごい人なわけえ??って思ったそこのあなた!
そんなあなたのために、ブリちゃんのビジュアルと歌唱力を存分に楽しめる、個人的PVトップ3をここで紹介したいと思います。
no.3 I'm A Slave 4 U
いわずとしれたブリちゃんのエロ転換を決定づけた代表ソング。それまで、デビュー曲であるbaby one more timeしかり、oops!i did it againやcrazyと爽やかだけどちょっとエロ?のギリギリのラインを攻めていたブリちゃんが、この曲を境に完全にアダルティーなイケイケギャルに…。デニムの上からレースのパンティを履いて、じっとり汗ばみながら踊るって…まあ、なんていやらしいんでしょう。この時のブリちゃんはお顔はもちろんスタイルも最高に良いい!!必見PVです!!
no.2 Lucky
この曲はブリちゃんの魅力がほんとにたっぷり詰まっています!こぶしの効いた歌い方、のびやかなハイトーンボイス!歌声もさることながら、ビジュアルが良すぎる…!ブリちゃんといえばロングヘアの印象が強いと思うのですが、個人的にはストレートボブのブリちゃんがかなり好き。快活なお姉さんな感じが出てて最高にいい!しかも一人二役でもう一役のほうは、カーリーヘアのお姫様ブリちゃんなの・・・ブリちゃんの魅力をたくさん楽しめちゃう、最高のPVなのです。
これ、この時のライブ映像もすごい表情豊かで…何十回みたかわからない。
この髪型と服装ね!シンプルなのに、こんなにオーラ放ってるの!すごくない?!
そして堂々のno.1はこちら!!!
no.1 I'm Not A Girl, Not Yet A Woman
ブリちゃんが主演をつとめた映画「ノット・ア・ガール」の主題歌。この映画、ゴールデンラジー賞を受賞した残念映画なんですが、そんなこたぁどうでもいい。なんたって曲がいいし、ビジュアルがいいし、歌声が天使!!特にビジュアルはちょっと可愛すぎて、やばいです。洞窟っぽいところで切なそうに歌っている白いブラウス姿のブリちゃんに惚れない人なんているんでしょうか?
たまらんです。ほんとまだ見たことない人は、大画面でぜひご覧いただきたい。
と、ヒートアップしまくりましたが。この先はそんなブリちゃんに関する少し深刻な話になります。
ブリちゃんですが、今、実の父親であるジェイミースピアーズを相手取り、裁判を起こしているということで全世界でちょっとした話題になっているのです。
というのも、ジェイミーはブリちゃんの成年後見人の立場を利用して、長年にわたりブリちゃんを管理下において彼女の自由を剥奪してきたと。仕事における管理はもちろん、プライベートに関しても、ブリちゃんが結婚や妊娠を自由にできないようにするために子宮内避妊具を強制したり…。なかなかに強烈な内容です。
そんなかわいそうなブリちゃんを父親から解放せよ!!ということで、「#FreeBritney」運動が沸き起こっているというわけ。
詳細については、こちらのラジオ書き起こし記事を読むとわかりやすいのでぜひご覧ください。
↓
https://miyearnzzlabo.com/archives/73808
2002年頃にジャスティンビーバーと別れてから、明らかに精神のバランスを崩したブリちゃんは度々メディアの前で奇行を繰り返してきました。それを見た人々はブリちゃんを「お騒がせセレブ」としてもて囃し、ブリちゃんのアイドル、アーティストとしての実力はそっちのけで、ネタとして消化してきました。
そもそも、ジェイミーがブリちゃんの後見人になれたのは、この「お騒がせ」イメージのおかげなのでは?と言われています。本来普通の成人した大人に後見人なんかつきません。精神的にイっちゃってて、正常な判断ができない人だと認定されたからこそ後見人がつくのです。
でも考えてもみてください。パパラッチから執拗に追いかけられ、プライベートも何もない状況で気が狂うのは当然じゃないですか?ブリちゃんの奇行を私たちが食い物にしてきた結果、ブリちゃんは自由な人生を失った…とも考えられるわけです。
そうした背景がフォーカスされ、現在アメリカでは、このブリちゃんの問題が、いちスターのゴシップとしてではなく、ひとつの社会的な問題として注目されているのす。
スターに人権はないのか?パパラッチの過激な追跡、そのパパラッチの情報を鵜呑みにして勝手に彼らのイメージを作り上げる私たち…。ブリトニースピアーズという素晴らしい才能の持ち主の精神を、父親が成年後見人にならなければならないほどに破壊した責任は、私たちにもあるのではないか。そんなことを社会全体で考える必要があるぞというわけです。
この事件を機にブリトニーの功績を称える動きが活発化しているのは、いちファンとして嬉しい限りだし、そんな素晴らしい才能を私たちが潰してしまうことのないようにメディアとの向き合い方をいま一度見つめ直すべきだと感じています。
先ほどブリちゃんの魅力が詰まったpvをいくつか紹介させていただきましたが、これ以外にもブリちゃんの才能を堪能できる作品がたくさんあります。知ってはいたけどちゃんと見たことなかったって人、ぜひ1本でいいから通しでpvを見て欲しいです。
豊かな感性を持っているからこそこうした歌唱表現ができるのだろうし、その反面、繊細で壊れやすいのだろうなと。今見返すとそんな風にも見えてきます。
スターといえど人間です。素晴らしい才能を味わわせてもらっていることに感謝して、彼らのプライベートまで食ってしまおうとしないこと。これ鉄則だと思いましたね。
長くなりましたが、この辺で。