疑ってばかりじゃ疲れちゃうから信じてみてもいいじゃない
信じることは簡単な事 疑うよりも気持ちがいいね
この言葉はGReeeeNの「遥か」という曲の歌詞の一部です。
この曲を初めて聞いたのはまだ僕が小学生の頃。
その当時はそこまで深い意味を理解していませんでした。
あぁ疑うより信じたほうがいいんだなくらい。
でも大学生になって接する人が増えてきたときに初めて共感できた気がしました。
僕が一年生の頃、サークルでイベント代表という役割を務めました。
イベント代表はそのイベントの責任者で、シフトを考えたり会場の配置、スケジュールを考えたりする役割です。
なんとか準備を終えて、迎えたイベント当日。
同級生のAさんが集合時間になっても来なくてシフトの時間も迫っていたため焦っていました。
いくら連絡しても繋がらない。
シフトは他の人と交換しようと考えていたときLINEの通知が来ました。
「今日のイベントは、テスト勉強をしたいので休みます。」
確かにこの時期は大学のテストが迫っていてレポートなどに追われている時期でした。
でもそれを当日に連絡してくるか。
それも集合時間過ぎているのに。
その当時は僕もテスト近い中勉強の合間を見つけてシフトを作ったり、会場と連絡取り合ったりしていたので心に余裕がない状況でした。
だから余計にイライラしてしまいました。
もちろん返信は、もう少し早く言ってほしいということを伝えて、勉強頑張ってと伝えました。
だけど、心のなかでずっとモヤモヤしていて。
そのモヤモヤの正体はAさんを疑う気持ちでした。
Aさんは以前から寝坊して集合時間に間に合わないことがありました。
だから今回も寝坊したけど、言いにくいからテスト勉強が終わらないということにして休んだじゃないかと思ったわけです。
いや、待てよ。
もしかしたら寝坊と言ったら今からでも参加できると言われそうだから勉強という言葉を使ったんじゃないか。
そんな考えも浮かんできました。
でもここで気づいたわけです。
いくら疑ったところでそれは想像しかないなって。
しかも疑ったところで気持ちがスッキリすることなんてないんですよね。
今回の場面では、連絡が遅かったというのは事実だからそこは注意する必要がありました。でもそれ以上は疑ってなにかわかるわけじゃない。
だったら、本人の言ったことを信じて「勉強頑張れ!」といったほうがお互い気持ちいいよなと気づきました。
これはあくまで個人的な感覚ですが、疑うことって後まで引きずってしまう気がします。
信じることは一瞬でできるけど、疑うことは自分が納得するまで続く。
そんな気がします。
それこそ間違った疑いを口にされると思ったよりも傷つくものです。
僕が大学へ入って半年ほどたったとき、
「いつも良い顔をしておいて、裏で支配しようとしているんでしょ。」
こんな言葉をぶつけられました。
この言葉を言われたのは直接ではなく、Twitter上だったのですがそれでもすごく傷つけられました。
どういう経緯で友達がこういう考えになったのかはわかりませんが、僕は誰かを支配しようと考えて接する事ができるほど器用ではないです。
多分僕という人間のとある一面を見たときに、疑いが生まれて出てきた言葉だったんだと思います。
それでもこれだけ人を傷つけることがあるんだなって。
だからこそ、僕は疑うよりも相手のことを信じられるような自分でいたいなと思います。
難しいですよね。
僕も疑って、それを口にして相手にぶつけてスッキリしたいというときもあります。
それでもこの長い人生、自分のことを疑わずに信じてくれる人が必ず周りにいるはずです。
そんな人いないと感じても気づかないだけで。
だからそこはお互い様。
多少嘘つくのが下手な人がいても、本人の言うことは信じようというくらいが気持ち的に楽な気がします。
信じることは簡単な事 疑うよりも気持ちがいいね
人間関係考えすぎると疲れてしまうので、時には気持ちいいから信じてみようくらいの気軽さがあってもいいと思います。
では、また。
いつか僕の記事を読んでここのボタンを押してもらえた時には、夢叶えて誰かを笑顔にするために使います。もしも僕にその価値を見出してくださった時には精一杯の感謝を!