一口馬主：先週の結果と今週の予定（23年10月26日）

先週の出資馬結果

ラオラシオン　6着
東京1R未勝利　ダート1600m　

中一週ではありますが順調な調整を積み、前走も期待の持てる内容。騎手は新潟で騎乗のある斎藤騎手から石川騎手へ乗り替わりましたが、ダートで実績のあるジョッキーである事からポジティブに捉えられる、と言う事で。
レース前は期待で胸がいっぱいでしたが、無念の敗戦。まさかの掲示板外でした。
スタート後に躓いてしまい巻き返しに脚を使ったのが響いた格好のようにも見えましたが、新馬戦から考えても彼の課題スタート周りなのかなと。
父クリエイターも2歳時は苦戦していた馬だったようなので、そこは似ているのかもしれませんね。
一度放牧へ出されましたが、体調は良さげ、相変わらず元気で助かりますね。
彼の頑丈さと能力、血統を考えればいつかは結果を残してくれるはず。
仕切り直し後に期待です。

カーマンライン　1着🥇
新潟5R新馬　ダート1800m 　

正直、調教内容からレース前の期待値はあまり高くはなく。
友人と可能なら掲示板、悪くても9着以内で少しでも高い賞金を……なんて話していました。
それでも調教が苦手な事で有名なウシュバテソーロのようなタイプの子もいますし、能力的にも持続力の高さは示しており、十分な乗り込み量と鞍上の横山騎手が自信を持っていた事から、3着までならあるかもと密かに期待はしていたのですが。

その持続力、半端なかったですね。

出遅れで絶望し、その後もかなり早い仕掛けで脚色は良いけど流石に持たないかなと考えていたら。
止まらない、とにかく止まらない。
出資馬という事で馬券を買いに行った札幌競馬場のベンチで1人大はしゃぎしながら見ていましたが、多分関係のないお馬さんだったら違う反応でしたね。何あの2歳とは思えないスタミナと持続力、最後すごい伸びてるし、レース後も余裕ありそうだった。なんでバテないの。
適性距離は違いますが、兵庫所属で交流重賞で2着に入った事もあるコウエイアンカのように強烈に捲っていく豪快な走り、めっちゃ好み、大好きです。
正直メンバーレベルはあまり高くなかった可能性もあるとは思いますが、それを差し引いても課題を残した上で強過ぎる競馬内容。このタイプは毎回同じような走りをしても相手も対策が難しいからね、怖いね。
本格化すれば、恐ろしいダート馬になる可能性も秘めているかも……と親バカ視点？　レース後は前述の友人と、将来はテリオスベルのようなゴリ押し競馬も可能かもなんて有名ダート馬たちの名前を出しながら大はしゃぎでした。
個人的にもこれが一口馬主初勝利。先週まで出資馬が9戦連続掲示板と勝ちきれない日々が続いていたので、本当に嬉しい初勝利でしたね。
レース動画は冗談抜きで100回くらい観ました、最高です。

次走はカトレアS辺り？　普通の2勝クラス？
また自分の武器を存分に活かした豪快な走りを期待したいですね。

今週の出資馬予定

土曜日の出走馬

スマイルコレクター
東京4R新馬（牝馬限定）　芝1400m

正直心配です。
メディアなどでも高い注目を集めている素質馬。新種牡馬のブリックスアンドモルタルを父に持ち、母はちょうど同日開催のアルテミスステークスの勝ち馬のコレクターアイテム。
身体も良く、調教も動けていますし、字面だけみると期待しかないのですが……
彼女の不安点は気性面、1歳時から育成牧場で大暴れ。更新されるクラブの動画でもとにかくロデオ、毎回ロデオ、元気いっぱいのおてんば娘。
2歳になってから関係者の皆さまの粘り強い育成の成果もあり多少落ち着きはしましたが、調教でも頭が上がりっぱなしと相変わらずの一面も残っているようで。
ちょうどカーマンライン君の新馬戦で、他馬ではありますが審議を見てしまった事もあり、一抹の不安が。
しかし鞍上は関東のトップジョッキーで馬の扱いに定評のある戸崎騎手、きっと上手く操縦してくれるはずです。
相手筆頭はあの悲劇の馬スキルヴィングの妹、ジークルーネ。月命日に走る、兄の思いを背負ってなどと何かと話題になっており、やりにくい空気を感じている出資者の方もたくさんいらっしゃるようですが。こちら側が過剰に気をつかう必要はないと思います。この仔だって苦労をかけた分、人一倍関係者の思いを背負っています。
そもそも勝たねば生き残れない勝負の世界。堂々と、出資者仲間の皆さんで、愛馬の【スマイルコレクター】に勝ってほしいと言い切ってしまいましょう。
能力さえフルに発揮できれば間違いなく大きな舞台を狙えると思わせてくれるスケールの大きな女の子。
走りの方も規格外、気性もむしろエンジンの着火剤だと思わせてくれる、そんな走りを期待したいです。

……だけどまあ、本当に無事に帰ってきてね。

日曜日の出走馬

ミシェット
東京1R未勝利　ダート1400m

ここまで結果を残し続けてくれているノルマンディー所属組の1頭。美しい毛並みが印象的な子です。
ヘニーヒューズを父に持つダート馬で、初戦の新馬は混合戦でも2着、力を示しました。
前走はゲートに尻尾が引っかかってしまっていたようにも見え、それもあって出負けした印象。
今回は器具の工夫もあるらしく、鞍上は戸崎騎手で継続、条件は揃っています。
相手関係も比較的恵まれている雰囲気。クラブの更新を見る限り過度な連戦はまだ厳しいようにも見えるので、ここで決めてほしいですね。

トーマスフレア
京都5R新馬　芝1800m

正直心配です（2頭目）
クラブの更新には大人しい馬だと書かれているのですが、アップされる動画ではいつも某自動車ブランドのロゴのように豪快な跳ね馬っぷりをみせる彼。飽きっぽいのでしょうか、パドックでどんな動きをするのかハラハラです。
関西に住んでいる友人たちに相談に乗ってもらいながら出資を決めた子で、ある意味での友情、絆馬。初戦から結果を残して喜びを分かち合いたいのですが。
調教は良化の兆しを見せていますが、サクソンウォリアー産駒自体が現状日本ではやや苦戦気味な印象。
大型馬である事を考えても、初戦からと言うよりは次戦以降？　厳しい内容になっても、ダートも走りそうな雰囲気もあるので悲観せずに。
しかしカーマンライン君のようにかましてくれる雰囲気は持っています。相手に凱旋門賞馬の弟が来るかもという噂もありましたが、それは回避できましたのもポジティブな材料。
鞍上は角田大河騎手、出資馬ではイリスアスールに続いてお世話になります。
本当は新馬という事でスマイルコレクターちゃんと同じくらい長い内容を書きたかったのですが、インゼルは情報が少ないクラブなのでそこは難しく笑、デビュー後の話は長々と書きたいなと。
レースでスイッチが入ると飛び跳ねるのではなく加速する、そんな姿を見せてほしいですね。

リルフロスト
新潟2R未勝利　ダート1200m

元々来週以降の予定でしたが、急遽出走が決定。
先週カーマンラインが勝利を挙げ、イメージのいい新潟競馬場、距離は違えどダートコース。
相手のメンバーを見るとなかなか揃っている様子。初ダート、復帰戦という事もあってこちらの状態は読めませんが、調教の動きを出しきれれば勝ち負けも可能かなと。
リルフロストは、私にとって一口馬主として一番最初にデビューした非常に思い入れの強い馬です。
府中競馬場で友人たちと盛り上がり、緊張しすぎて下痢をしていたパドックでリルフロスト君も下痢状態でまさかのお揃い。調教の良さもあっての期待と、結果の落差。やけ食いにやけ酒と大暴れしながらオールしたのはいい思い出です。
その後は立て直し結果を残してくれた。自分自身も北海道在住という事で函館、札幌には一回ずつ応援に行きました。そこでは共に好走し、レース後に午前中から飲んだご当地ビールは本当に美味しかった……これは馬に関係ないですかね。
そんな風に、いつも楽しい時間をいつも提供してくれるリルフロスト。
父のスノードラゴンが大きな結果を残した新潟競馬場で、産駒の中央初勝利を達成してほしいですね。