スマスロ L戦国乙女4 設定56確定(設定5以上確定) 8900G実践データ 設定判別 設定推測 考察
1.実践環境
いつものマイホ特定日。公約なしのイベントですが、全台系機種も少しあるので優先はそっちから。全台系の第1候補で狙っていた機種があったもののそれは埋まっていたので、単品狙いで乙女の第1候補台に着席。
結果として、単品の設定5でした。単品狙いでドンピシャツモした瞬間がいちばん気持ち良い。
しかも全台系狙いの第1候補も当たっていました。鼻高々。
用事があったので5100Gほど回したところで友人に台を譲り、データだけ取ってもらったので若干不明瞭なところがあることはご了承ください。
2.実践データ詳細
・通常時ボーナス確率:1/183.7(13/2388)
・ボーナスG数:8回中30G7回、50G1回
・AT直撃:なし(通常時2388G)
・巫女カウンターからのCZ当選:20%(4/20)
・オウガイバトル初戦勝率:52%(23/44)
3.設定示唆関係
・AT終了画面:デフォ奇数10回、デフォ偶数5回、高設定弱8回、3以上確定1回、5以上確定1回
・獲得枚数示唆:なし
・隠れ凪:2以上(1000G~5000Gのいずれかで)、4以上(6000~8000Gのいずれかで)
・エピボキャラ:5回中ヒデアキ2回、ウジマサ2回、ヨシテル1回
・エンディング1人目のキャラ:ヒデヨシ1回(示唆なし)、ノブナガ1回(高設定示唆)、ウジマサ1回(高設定示唆)、敵3人1回(高設定濃厚)
4.設定推測についての考察(通常時編)
わかっていたことではありましたが、やっぱり乙女アタック当選率は判別には使えませんね。今回の当選率は試行回数が少ないながらに20%でしたが、設定差が小さいので気にする必要なしです。通常時はやることもないのでぼくは一応カウントしていますが、しなくても良いと思いますし、当選率が30%とか40%に上振れても良い要素とは考えない方が良いと思います。
サンプル数にもよりますが、設定差で体感できるのって1.5倍くらいでギリギリかなと思っています。乙女アタックの設定差は1.2倍くらいでサンプル数も取れないので、正直ここに設定差がある意味すらもよくわかりませんw
乙女ボーナスの継続G数ですが、今回は通常時の乙女ボーナスは8回しか引けず、30Gが7回、50Gが1回でした。40G以上の割合で見ると12.5%~18.9%で1.5倍の差がありますが、試行回数で考えても微妙な差です。
判別に使うとしたら50Gの割合が約2倍の差があるので、早い段階で引けたり複数回引ければ期待という感じです。あくまでサブ要素にはなりますが、ぼくはカウントしています。
高設定示唆要素のウジマサ、ヒデアキのエピソードボーナス比率は1.7倍ほど差がありますが、こちらもサブ要素だと思います。2/2とかで出てくると期待という感じでしょうか。
また、野良エピソードボーナス(G数解除や乙女アタックの🌈キャラ以外での当選)に設定差があるんじゃないかと考えていましたが、今回は確認できず(通常時ボーナスが13回でうち5回はエピボ確定状態だったので、実質0/8)。
野良エピボの出現システムがボーナス当選時の振り分けなのか、スルー天井からなのか不明なところなのでなんとも言えませんが、以前に低設定挙動台で野良エピボ2/11で出てきたこともあったりしたので、過信は禁物な気がいまはしています。
今回の実践で注目したいと思ったのは、通常時、AT中共通でG数解除でのボーナスの軽さです。
モード移行率にほぼ設定差なしという説は合っていると個人的にも思っており、「高設定ほどボーナス終了画面で通常C以上や天国確定が出やすい」ということはないと考えています。
モード別のゾーン(設定1)という記載があるように、設定差があるのはモード移行率ではなくモードごとのゾーンの振り分けだと今回の実践で確信しました。
今回の実践では終了画面1人や2人でも早いG数での当選が多く、むしろ高モード示唆画面の出現割合は低設定と同じ程度だと感じました。詳細は後述しますが、今回の実践では通常時、AT中共通で400G以上のハマりが2回、500Gを越えたのが1回で最高ハマりは527G(CZからのボーナス当選)で、低設定台と比べて初当たりの軽さは明らかでした。
もちろん高設定台でもハマることは多くの実践報告で上がっていますが、そこはスマスロ。高設定でもハマりとは無縁ではありません。しかし設定差の肝がここにあることは間違いないと考えています。
また、ゾーン外での当選は今回1回(394Gでボーナス当選)あり、こちらも巷で言われている通り高設定示唆の挙動で間違いないと思います。これも設定ごとのゾーン振り分けに関係してくる要素だと考えています。
1つ注意点として、エンディング非経由での有利区間切断時は液晶G数を引き継いだ状態で内部天国確定となるので、おかしなG数で当選する場合があります。この点は有利区間内差枚等に注目しておく必要があります。
5.設定推測についての考察(AT編)
今回の実践ではオウガイバトル初戦勝率52%(23/44)とかなり上振れてくれましたが、ボーナスの本前兆やレア役なしでの勝利も目に見えて多く、違和感を感じる部分でした。
もちろん上記の勝率はボーナス本前兆を踏んでいる場合を含んでいるはずであり、高設定ほどG数解除が優遇される関係で勝率が高くなるはずなので、「非ボーナス本前兆かつ非レア役時」のオウガイバトル勝率がどの程度の設定差があるのかわからないので、要素としてはサブという位置づけにはなりますが、注目していた方が良いとは思います。
また、これもG数解除のボーナスとの関係になりますが、やはりAT中よくボーナスに絡むことでオウガイバトルに勝ちやすかったり、出陣ボーナスで上乗せしやすくなることでATが伸びやすくなるとも感じました。
本機はAT中の設定差のあるボーナス当選契機がG数解除とオウガイバトル5戦ごとのストック抽選(オウガイバトルに勝ちやすく、G数解除の本前兆も踏みやすくなることから)の部分にしかないはずですので、通常時よりもAT中の方がボーナス当選の設定差は大きくなっていると考えます。
通常時は低設定でも設定差の少ない乙女アタックからのボーナスを狙えますが、AT中のレア役解除はおそらく設定差がないため高設定でもなかなかなく、ヤマカンチャンスも確率は一定のはずです。そのため、低設定での自力当選が厳しく、ATが伸ばしづらいです。
これは5号機で同じAT中もゲーム数が進むシステムだった初代まどマギやサラ番、スマスロだと鏡に似ている部分でもあり、このタイプは高設定の方がAT性能も高くなりがちです。
本機もATの獲得枚数に設定差があることはすでに明示されており、そこに関係してくるのはG数解除でのボーナス当選とオウガイバトルの2点のみのはずなので、ATに突入したら設定不問系の台とはちがう見方をする必要があります。
6.設定推測についての考察(設定示唆、確定演出系)
銭形もそうですが、乙女も終了画面ゲーと言われており、それは合っていると思います。今回の実践では、
・デフォ奇数10回
・デフォ偶数5回
・高設定弱8回
・3以上確定1回
・5以上確定1回
と出現しており、確定画面は8%(2/25)、高設定弱比率は32%(8/25)、奇数偶数比率は67:33でした。おそらく実践台は設定5だったと思いますが、今回は終了画面のサンプルが多く取れたものの、乙女はATのサンプルが取れない場合も多くあり、奇偶の絞り込みすらできない場合もよくあります。
確定画面待ち感は否めませんが、高設定弱比率がどれくらいの差があるのか気になるところです。個人的には高設定弱画面の出現率は20%、30%、40%くらいの差があるのではないかなと思っています。33%以上くらいで出ていればちょっと期待という感じでしょうか。
獲得枚数での示唆は見たことないですw 引き戻しで枚数引き継ぐと見れなくなることも多いので、意外とサンプルは取れない印象です。見れたらラッキー程度。
隠れ凪は今回2以上と4以上(8900G実践なので1000~8000Gで出現チャンス8回)が出ました。銭形の記事でも書きましたが意外と出ないイメージがあります。設定56確定や設定6確定台を打っていても一味~(設定2以上確定)しか出ないことも多いので、隠れ凪でも上の設定確定ほど出づらくなっていそうです。
今回の実践では都合4回エンディングに突入し、1回は示唆なしのヒデヨシでしたが、高設定示唆となるノブナガ、ウジマサが1回ずつ出たことに加え、高設定期待度強の敵3人も1回出現しました。
低設定でのエンディングでは高設定示唆キャラすらあまり出ないため、ここでの示唆はかなり強いものだと考えています。敵3人は456確定レベルの示唆であり、エンディング到達という高いハードルはあるものの、ここの示唆は重要だと考えます。
7.初当たりデータ詳細
➀98Gボナ30G(G数)〇→AT→33Gボナ(ヤマカン〇)→オウガイ×→461枚
②98Gエピボヒデアキ(G数、引き戻しAT本前兆被り?)→AT→オウガイ〇→オウガイ〇→オウガイ×→引き継ぎ868枚(設定3以上確定)
③394Gボナ30G(G数)〇→AT→オウガイ×→273枚
④443Gボナ50G(G数)〇→AT→オウガイ〇→オウガイ〇→オウガイ×→555枚
⑤214GAT引き戻し→268Gボナ(高確🍉)→オウガイ×→引き継ぎ882枚
⑥234GCZ×→257Gボナ30G(G数)〇→AT→オウガイ×→235枚
⑦244GCZ×→338Gボナ30G(G数)〇→AT→16Gボナ(ヤマカン〇)→ボナ(ロック2強🍒、1G連)→200Gボナ(ヤマカン〇)→47Gボナ(G数)→104Gボナ(高確弱🍒)→オウガイ〇→オウガイ×→1495枚
⑧有利切り?→138Gボナ30G(G数、確定天国?)×
⑨96Gエピボウジマサ(G数)→AT→41Gボナ(G数)→144Gボナ(ヤマカン〇)→オウガイ〇→オウガイ〇→オウガイ×→引き継ぎ2434枚
⑩242GAT引き戻し(超強カワ?)→248Gボナ(G数)→70Gボナ(高確弱🍒)→オウガイ〇→229Gボナ(ヤマカン〇)→ボナ(G数、1G連)→40Gボナ(G数)→エンディング(ヒデヨシ)→完走3954枚(設定5以上確定)
⑪有利切り→36GAT引き戻し(超強カワ)→91Gボナ(G数、確定天国)→オウガイ〇→89Gボナ(G数)→オウガイ〇→オウガイ〇(ボナ本前兆)→107Gボナ(G数)→オウガイ×→引き継ぎ4843枚
⑫90GAT引き戻し(超強カワ)→99Gボナ(G数)→オウガイ〇→ボナ(オウガイ5戦目ストック)→94Gボナ(G数)→オウガイ〇→オウガイ〇→オウガイ〇→エンディング(敵3人)→完走6362枚
~ここから友人に引き継ぎ~
⑬有利切り→49Gエピボウジマサ(G数+超強カワ本前兆被り)→AT→オウガイ〇→オウガイ×→引き継ぎ6657枚
⑭149GAT引き戻し(超強カワ)→オウガイ×→引き継ぎ6823枚
⑮294G真AT引き戻し(超強カワ)→342Gボナ(G数)→オウガイ×→引き継ぎ7636枚
⑯151GCZ〇→171Gボナ30G×
⑰37GAT(超強カワ?)→オウガイ〇→144Gボナ(G数)→64Gボナ(ヤマカン〇)→オウガイ〇→?Gボナ(高確強🍒)→エンディング(ノブナガ)→完走8763枚
⑱有利切り→48GAT引き戻し(超強カワ)→92Gボナ(G数、確定天国)→88Gボナ(G数)→41Gボナ(G数)→オウガイ〇→151Gボナ(オウガイ5戦目ストック)→?Gボナ(G数、天国)→98Gボナ(G数)→92Gボナ(G数)→90Gボナ(G数)→91Gボナ(G数)→エンディング(ウジマサ)→完走11156枚
⑲有利切り→54GAT引き戻し(超強カワ)→91Gボナ(G数、確定天国)→オウガイ〇→オウガイ×→引き継ぎ11473枚
⑳136GAT引き戻し(超強カワ)→オウガイ×→引き継ぎ11549枚
㉑228G真AT(超強カワ)→オウガイ×→引き継ぎ11829枚
㉒340Gエピボヨシテル(G数+超強カワ本前兆被り)→真AT→オウガイ×→引き継ぎ12091枚
㉓89GAT引き戻し(超強カワ)→オウガイ×→引き継ぎ12203枚
㉔176G真AT引き戻し(超強カワ)→オウガイ〇→オウガイ×→引き継ぎ12974枚
㉕437GAT引き戻し(超強カワ)→オウガイ×→引き継ぎ12935枚
㉖506GCZ〇→527Gエピボヒデアキ→AT→オウガイ〇→オウガイ〇→オウガイ×→引き継ぎ13426枚
㉗有利切り?→300G?ボナ(G数)〇→AT→47Gボナ(G数)→オウガイ×→引き継ぎ13675枚
引き戻し確認後やめ
8.ボーナス終了画面と当選G数から見る設定推測
今回の実践でG数解除が肝だと感じ、モード示唆画面と当選G数をまとめてみました。
・1人(デフォ)→平均175G
・G数解除:98G、257G(CZで前兆ズレ、200前半ゾーン)、338G、47G、96G、248G、229G、89G、107G(オウガイ経由で前兆ズレ、90G後半ゾーン)、99G、342G、41G、90G→平均160G
・その他契機:144G(ヤマカン)、171G(CZ)、64G(ヤマカン)、527G(CZ)
・2人(モードB以上のチャンス)→平均176G
・G数解除:394G、443G、41G、88G、92G、91G、340G→平均248G
・その他契機:33G(ヤマカン)、268G(高確🍉)、16G(ヤマカン)、200G(ヤマカン)、104G(高確弱🍒)
・3人(モードB以上の大チャンス、モードC以上のチャンス)
・G数解除:40G
・その他契機:70G(高確弱🍒)
・4人(モードC以上濃厚、300Gゾーン超えは特殊)
・G数解除:94G、144G
・集合黒(天国A以上濃厚)
・G数解除:98G
・集合白(天国A以上濃厚、天国B期待度アップ)
・G数解除:天国内1回
・敵3人(天国B濃厚)→なし
明らかに1人画面時の初当たりが低設定と比べて早いと感じました。
モード移行に設定差がなく、ゾーン振り分けに設定差があるという説を推しているわけですが、モード移行に設定差がないということは、設定1でも6でも終了画面の出現割合は変わらないはずです。少なくとも今回の実践では良い画面が出やすいとはまったく感じませんでした。
もちろんモード示唆はあくまで示唆であり、1人画面や2人画面でもモードCや天国に滞在していることもあるわけですが、示唆が出ていない以上は高モードに滞在している割合は相対的に下がるわけです。
そう考えると、「1人画面だったけど天国内G数で当たったのは実は天国にいたからだ」というよりも「1人画面で通常Aにいたけれど天国内の振り分けにいて当たった」という方が個人的にはしっくり来ます。また、本機はモード転落があるタイプ(通常B→通常Aという形もある)ですので、そういうモードの動かし方をするのにモード移行に設定差を設けるだろうか?という疑問もあります。
個人的なイメージの話になりますが、モード移行とゾーン振り分け両方に設定差を設けるという複雑な仕様にする必要性をあまり感じません。モード移行ならモード移行だけ、ゾーン振り分けならゾーン振り分けだけに設定差を設けた方がシンプルですし、「ボーナス終了画面でモード示唆=モードが重要!?」というミスリードを狙った仕様だと思います。近いイメージだと6号機のまどマギ叛逆(チャンスモードへの移行率に設定差がありましたが、メインはゾーン振り分けの方)、まどマギ4辺りです。
6号機以降、解析サイトに(設定1)とか(約〇%)とか書いている部分には設定差が隠されているというのは常識ですが、本機ももれなくそう書かれています。
本機の場合は高設定ほど全モードで早いゾーンの振り分けが多くなっていき、設定56の場合は50G~99Gのゾーンが〇~◎、それ以外のゾーンの振り分けも多少上がっており、それがG数解除の早さにつながっていると考えます。
つまり、天国確定画面で天国で当たることはまったく設定的に良い要素ではなく(悪い要素でもない、つまり判別としては無)、むしろ1人画面や2人画面の相対的に高モードにいる可能性が低い状態での早い初当たりこそ設定的にポジティブな要素だと考えています。
つまり、設定示唆を除く台の挙動での判別において使える点はG数解除(特にモードA、B滞在時)の1点のみというのが、今回の伝えたいことになります。
9.打感、雑感
ずっと打ちたかった戦国乙女4の高設定確定を打つことができてすごく楽しかったです。
実践当日の打感としては朝イチから早い初当たりに加えボーナス中のヒキが良く、引き戻しを含めて7連続でATに突入させることができたので終了画面のサンプルを多く集めることができました。高設定弱→高設定弱→3以上確定→高設定弱と明らかに強く、エピボもヒデアキ、ウジマサと高設定示唆。
ぼく個人としては通常G数1500G弱で乙女アタックは2回と下振れ(しかも2回とも失敗)していながらボーナス初当たりは1/200を切り、ゾーン外当選もあり、「これで高設定じゃなかったらもう判別なんてできないぞ」と思いながら打っていると15時前に56確画面が出てくれて一安心といったところでした。
導入からずいぶん時間が経ってしまいましたが、まだまだ設定が入る機種でしょうし、貴重なちゃんと面白いスマスロでもあるので、高設定の打感とデータを得ることができて本当に良かったです。
スマスロの中でも特に設定判別が難しい台であることは実際に高設定を打ったあとでも変わらない印象ですし、高設定でも苦戦、タコ負けしたデータもよく見る台ではありますが、ゲーム性の面白さはピカイチですし、やっぱりまた打ちたいと思える機種です。
ピンで立ちまわっている自分としては、軍団や専業が避けがちなこういう機種を狙っていくことでしか差別化できないので、今回こうやって1つの指針ができて良かったとつくづく感じています。
10.判別要素のまとめ
・重要度高
・通常時、AT中を問わずG数解除での早い当選(ボーナス終了画面が弱い状態での当選の方がより高設定期待度アップ)
・ゾーン外でのG数解除
・AT終了画面での確定及び高設定弱比率
・エンディングキャラ
・重要度中
・ボーナス50G
・隠れ凪、獲得枚数等の設定示唆
・AT直撃
・オウガイバトル1戦目の勝率(試行回数がある程度必要)
・野良エピボ(設定差があるのか疑問なので過信しないこと)
・重要度低
・ボーナス40G
・乙女アタック当選率