【福島処理水海洋放出を政治問題化する隣国の矛盾】

福島の処理水の海洋放出を決めた岸田政権。科学的な根拠に基づいて、IAEAが出した最終結論に基づき、「安全性に問題なし」として海洋放出が始まった。これから30年続く。
しかしだ。この日本の処理水海洋放出を、政治問題に利用するCCP中国は、日本のすべての海産物の輸入を停止を措置を宣言した。日本産の海産物を食べたくないなら、輸入しなくてよいと思うが、「安全性に問題なし」と証明されている処理水放出にいちゃもんをつけて、日本の海産物の全面的輸入禁止するという感情的な行動は、意図的な「政治問題化」であり、責任は重大である。

The China ShowをYouTubeで配信している2人のアメリカ人が配信したビデオからの画像です。

この画像は、アメリカのYouTuberが、昨日配信した、「チャイナショー」と題するビデオから入手した情報であるが、中国の7つの主要な原子力発電が放出している「処理水」のトリチューム線量を示している。

26万人のビューアーがいる、中国のディープな情報を分析解説してくれる 2人のアメリカ人は、10年以上に渡りメインランド中国に住んでいたとのことで、その中国に関する情報には、洞察があり有益である。

添付した1枚目の画像だが、福島の放出水のトリチュームの線量を、中国の原発4ヶ所、韓国2か所、台湾1ヶ所と比較していて、面白い。危険な「汚染水」放出をやっているのは、中国と韓国の原発ではないのだろうか?

福島第一原発の数値であるが、22テラベクレルである。
次に中国であるが、①Hongyanhe原発の数値は、90テラベクレル、②Qinshan原発の数値は、219テラベクレル ③Ningde原発の数値は、102テラベクレル、④Yangjiang原発の数値は、112テラベクレルで福島の比ではない。
次に韓国の2基の原発を見てみると、①Kori原発の数値は、49テラベクレル、②Wolsong原発の数値は、71テラべクレルであるから、韓国も福島と比較にならないくらい高い。台湾の数値を見ると、Maanshan原発の数値は、35テラベクレルで、福島に一番近い。

これを見るだけで、日本の「処理水放出」に対して中国が宣戦布告した「日本の海産物輸入禁止」措置が、政治問題化させた完全なプロパガンダであることが明確だ。

中国の沿岸には、これだけの原発が存在していて、海洋放出を続けていることを、中国人民は知らないのだろう。情報統制された社会のプロパガンダに対する感情的な反応は、異常で狂っている。



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