【仮想通貨ビットコインBTCが、今日一日で$39.5Kから上昇, $42Kをヒットした。5%以上の上昇である】
仮想通貨ビットコインBTCが、今日一日で$39.5Kから上昇, $42Kをヒットした。5%以上の上昇である。
・BTCのall time high史上最高値は、$68.7Kで2021年10月21日であった。all time low史上最低値は、2013年7月6日の$65.53である。
・BTCのマーケットキャップは、$813 billionで、2番目に大きいイーサリアムETHの3倍ある。
・BTCの流通している供給量は、19,560,793枚で、供給限度は、21 million である。すべてが、マイニングされるのは、2140年と予測されている。後100年以上かかるのである。来年4月には、マイニングのハーヴィング半減期がやってくる。
・マーケットが動いている背景には、BTCの持つ特有の本質的価値デジタルゴールドに対する需要と、現物ビットコインETFの承認をめぐって、マーケットとSECと米当局のせめぎわいがある。
・アメリカ政府は、自らが発行する予定のCBDC中央銀行デジタル通貨の邪魔になる、何千と存在し増え続ける仮想通貨を、まずは「security証券」と規定することに注力してここまできた。オルトコインと、ステーブルコインが「証券」仮想通貨のカテゴリーに含まれる。オルトコインとは、ビットコイン以外の暗号通貨のことである。
・BTCだけが、唯一無二の、非中央集権de-centralizedの分散型仮想通貨であり、SECも「commodity商品」と規定せざる得ない。デジタルゴールドと呼ばれる所以である。
・米国SECは、FTXの破綻、Binanceに対する43億ドルという史上最高額の罰金で、仮想通貨市場の規制監督の枠組みを着実に確立してきている。Spot ETFを承認するタイミングは、SECがこれで仮想通貨市場を「証券」という縛りで十分にコントロールできると自信を持った時になるだろう。
・アセットマネジャーを中心とする機関投資家の、BTCをポートフォリオに組み入れたいというニーズは、グローバル規模で巨大だから、マーケットが、SECに早くETFを承認するようにと迫っている構図が見えてくる。
・米国SECは、仮想通貨市場を、「証券」と見なすことで、投資家保護を目的に、完全にコントロール下に置くことができるとの見通しが立ち、コントロールできると自信を持った時に、現物ビットコインETFを承認するだろう。
・マーケットは、遅くとも1月10日までに、BlackrockのETF申請が、承認されると見ているらしい。現在13社がSpot BTC ETFの申請を出している。
いずれにしてもその日は近い。