熱中症と糖尿病患者

はんぱない暑さで、熱中症による救急搬送のニュースが日々絶えませんね。

「エアコン」
「水分補給」
「エアコン」
「水分補給」

とニュースでは連呼するわけですが、水分補給と聞いてみなさん何を飲んでるんでしょうか。

血糖値が下がらない、と嘆きながらスポーツドリンクを飲み干す知人。

外で何をするわけでもなく、それなりに冷房の効いた自宅にいるときもスポーツドリンクで「水分補給」をしている知人。

「薄めているから」といいながら1リットルサイズのペットボトルを取り出します。

そもそもスポーツドリンクは薄めて飲むものではありません。

1日にどの位飲んでいるか分かりませんが、運動量が低め安定の人で、1日1リットルのスポーツドリンクは素人目に見ても過剰でしょう。

薄めていたとしても全量を飲んでいれば、糖分の総量は変わらないわけです。

仮に500mlのペットボトル1本相当分であったとしても、それが連日となれば明らかに過剰でしょう。それが糖尿病患者であればなおさらです。

そういう人の場合、買い物から帰ってきて、

「あ~暑い〜💦」と言いながらコップ1杯分を飲み干すイメージで、200ml位なら、素人ながら許容範囲かな?と思います。

例えば通勤通学で暑い外と冷房が効いた室内を毎日行き来する現役の人であれば、ペットボトル1本位であれば許容範囲内だと想像します。
だからといってそれが毎日続くとなると、中年以降はちょっと心配になってきます。

一方で、運動量がそれ以上に増す外仕事や、野外活動であればもうちょっと飲みたくなりますね。

水分補給、とニュースではいうけど、スポーツドリンクで、と限定はしてないわけです。むしろ、水やお茶で、と言っているような……

早合点しないようにしましょう。

知人はA1Cが8%台から下がらない、と年中嘆いております……

基本的には水やお茶、麦茶でこまめに水分補給。汗が吹き出るときはそれにスポーツドリンクをプラスして。

夏場は冷房が効いた自宅でも湿度との関係でなんとなく体が火照る時もあります。そう言う時は甘さがついたものを飲みたくなります。染み込むような、浸透圧が効くような水分を自然と欲するのでしょうね。

そんな時は、500mlのペットボトルを数口飲むと落ち着きます。朝晩に2回くらい、3日くらいで無くなるかな?ただそれも毎日のことではありません。

1日150mlちょっと、という感じでしょうか。当然それ以外にも麦茶などはそこそこ飲んでいます。

塩分糖分は食べ物から摂取したい派なのです❤️

汗が吹き出る日帰り登山などの場合は、スポーツドリンク1/4に麦茶3/4位の割合を意識して水分補給しています。

500mlのスポーツドリンク1本に、麦茶3本くらいですね。これを基本に、季節に合わせて増減するイメージです。

真夏でかなり汗をかいた時などは下山して自販機で冷た〜い清涼飲料水を買いたくなります。仮にそうした場合でも、500mlの糖分ドリンク2本、麦茶3本。4:6の割合です。十分許容範囲内でしょう。

塩分や糖分は行動食や朝食・昼食からも摂るので、月に数回のレジャー登山者としては、そう大きく間違ってないのでは、と思っています。



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