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私の好きは誰かの嫌い
私はお祖父ちゃんが
大好きだ
怒ると怖いけど
お小遣いをくれるし
自転車の乗り方を教えてくれたし
誰よりも私を庇い
お祖父ちゃんなりに私目線で
物事を考えこうじゃないか?
あぁじゃないかな?って
言葉で気持ちを繫いだり
伝えてくれるからだ。
例えちょっと違うんだなー
と思っても私目線で
考えようとしてくれてたことが
何よりも嬉しかった。
私が大好きだった
お祖父ちゃんは
別の身内から見たら
違っていた。
破天荒な人だったことを
小さな頃から
聞かせれてはいたけど
私には愛情たっぷりの
お祖父ちゃんだった
私が大好きだったお祖父ちゃんは
誰かの大嫌いなお祖父ちゃんで
私が好きな
『もの』『こと』『人』は
けして皆が好きな
訳じゃない
話がどうしても食い違い
一方通行で
理解し難いことも
あるでしょう。
そんなときは
その方の大嫌いな
気持ちを汲みながら
けして押し付けることのない
私は大好きで
いようと思う。
身内は身内
私は私
相手の嫌いを否定せず
私の好きもまたそのままで
それでいいと思うんだ。