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今週(2022年4月11日〜4月17日)のテーマ:堅固

先週は「流れ(変化)」を意識させられる一週間でしたが、今週のテーマは「堅固(意志がかたく、しっかりしていること。丈夫で壊れにくいこと。)」。
しかし、安易に固いというイメージだけでは、本来の意味の堅固と程遠いエネルギーへ意識を向けてしまう可能性があるのです。

確かに堅固には「かたい」という意味も含まれますが、そのかたいには「壊れない、壊れにくい」という意味が当然のようにかかっています。強度というよりも頑丈の意味合いに近い「固さ」です。しっかりとまとまっている状態、ひとつに集中している状態を表します。

例えば、自分自身の身を守ろうとする時、私たちは頑丈な机の下に入り込むことを考えたり、鉄板や盾のようなものを想像するでしょう。そのどれもが物理的な強度を備えた肉体を守るためのものです。
しかし、どれだけ強度の高い盾を構えていたとしても、強い力で打たれれば、反動で手首を痛めたり、盾自体が自分自身に当たることもあります。
これは私たちを取り巻くエネルギー(オーラなど)や他者との付き合い方など様々な物事にも当てはまるのです。

オーラは一般的に柔軟で弾力のある状態が良い(堅固)とされています。
それは柔軟で弾力のあるオーラの方が、単純に硬いオーラよりも私たちを守ることに優れているからです。ガラスに小石をぶつければ簡単に砕けてしまいますが、柔軟で弾力のあるボールに小石をぶつけてもポンと跳ね返るかボール自体が転がって両方無傷な可能性が高くなります。
他者との付き合いも同じように、固い意見同士がぶつかるよりも、柔軟な姿勢を互いに保てれば、更に素晴らしい意見に到達する可能性が高まるでしょう。

自分自身を守るということは、単に頑ななだけでは通用しないのです。守ろう守ろうと自分の内側に閉じこもり、硬い盾(オーラ)で身を固めることを想像すればするだけ、私たちは傷つきやすくなる状態に陥ります。
堅固とは意志がかたく、しっかりしていること。丈夫で壊れにくいこと。大切なあなた自身が壊れてしまっては意味がないのです。
今週は「自分を守る」とはどういう意味なのか、どのような行動が求められているのかしっかり見極め「堅固」なエネルギーを発信していきましょう。



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