Q.「念が飛ぶ」ってどういうこと?
ヒーリングサロンに来てくださったお客様などに近日いただいた質問を、七日間(月曜日は占い更新、火曜日は定休日なので11月12日まで)で「一日一答」していく企画。今日で四日目です。
普段は週間で占いを更新したり、今よりちょっぴり楽しく過ごせるヒントをまとめた月間記事を出しているのでこちらもどうぞ。
それでは、本日の質問にお答えしていきますね。
「念が飛ぶ」とは、他者に対して自身のエネルギーを侵入させる行為であり、実際に存在する……というよりも、日常的に誰でも行ってしまう(受け入れてしまう)可能性があります。
他者のエネルギーが侵入するとどうなるか、というと、相手の考えを自分の考えだと思い込むようになります。よくあるのが親子や友人、先生と生徒などですね。
例えば、仲の良い相手が悲しんでいる時、自分には関係のない出来事なのに悲しくて泣いてしまったり、落ち込んでしまうのも、一種のエネルギー侵入です。
あなたが「Aに会いたいな」と思った瞬間に、あなたはAさんに対してエネルギーのコード(ひも状のエネルギー)を飛ばしているんですよね。ほんのちょっと考えただけで、あなたを構築する波動は姿を変えて、音波のように相手に届いている。
こう書くとロマンチックな気もしてきますが、エネルギー侵入には問題点がいくつもあります。
まず、エネルギーのコードを作るためには自分のエネルギーを消費します。ゲームで例えるならMPかな。しかも、コードが切れるまでMP永続消費で、動けないまま詠唱を続ける黒魔みたいな…(笑)
そのため、自分に対して使えるエネルギーが減り、やる気が減少したり、気が散ってしまうなんてこともあるかもしれません。
あとは、エネルギー侵入って結局、「不快感」に繋がります。
どれだけ相手を心配したり、好意を寄せて、強く願ったところで「他人のエネルギーは他人のエネルギー」。ずっと、異物が身体に張りついているのと同じですし、違和感を感じて逆に嫌悪感を覚えられる可能性があります。
「エネルギー」と書くから気にならないだけで、四六時中生霊(見える)があなたの傍にいる状態だと思うと気持ち悪くありませんか? お風呂に入っている時も、寝ている時も、ずっと傍にいるんですよ……怖い…。
心配のエネルギーは、相手に失敗の映像を送り続けることになりますし、強すぎる好意は、相当の違和感を相手に与えます。相手に好意がない場合、相手の意思を捻じ曲げようとしているのと一緒ですもんね。
しかし、人間生きていれば、誰かのことを考えてしまったり、食べたい物や欲しい物(物や出来事にもエネルギーは飛ぶ)を想像するなんて当たり前のことです。私だって考えます。
だからこそ、毎日、「自分のエネルギーで自分の身体が100%満たされている」と意識することを忘れません。
私は私であり、あなたはあなたである。
これは家族でも破ってはならない境界線であり、これからの世界を「本質」で生きるためのエネルギールールでもあります。今後、変化していく世界が楽しみですね。
それでは、今日はこのへんで。明日もお楽しみに。
私 2020.11.07
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