裁判

裁判員制度の裁判員を体験④ようやく開廷の巻

開廷! ようやく(苦笑)

裁判員制度の対象となる事件は「罪が重い」刑事事件です。
今回の案件は、殺人未遂+銃刀法違反でした。
選任手続きの際の事件概要で、被告人は何歳で、性別はこうで…などと説明を受けていましたが、目の前に被告人が立ってようやく、そのリアルが伝わってきました。

海外ドラマで見るように、裁判員は横の方に座る(裁判官とは別位置)と思い込んでいたら、なんとしっかり正面に陣取ります。裁判官を中央にして、左右に3名ずつの裁判員。
当日緊張しないようにと、事前に法廷見学が行われていたものの、人がびっしりと入った法廷を目の当たりにした時は緊張しました。
なんといっても、裁判官&裁判員が入廷する時には、法廷内の人すべてが立ち上がっているのですから。

被告人、弁護人、検察官、刑務官、傍聴人と法廷にはたくさんの人たちがいます。傍聴人が予想外に多く驚きました。「傍聴」は原則として誰でもでき、入退出も自由なので、頻繁に人が移動しています。いわゆる傍聴マニアという方々も裁判初日には多く、また社会科見学の高校生も毎日いました。眠っている人もいますけどね。

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