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真夜中のおにぎり

今日は何かと立て込んでいて、部屋着に着替えたと同時にベッドに倒れ込んだ。

気がつけば真夜中の2時。
何も食べていないことを思い出した。

観念して溜まった洗い物を洗い始める。
お昼のお弁当も、フライパンも。

洗い終わったしゃもじにまた水をつけ、手に塩をまぶして、小さなおにぎりを握る。

こんなに美味しかったっけ。

給料日前でお漬物すら冷蔵庫にない。
そんな時の素朴なおにぎりの味にほっとする。

また寝直したら仕事だ。
なんとかまだ頑張れそうな気がする。

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