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【自殺】実はメンヘラは男の方が多い?【お金=命?】
一度は自殺考えたことありますか?犬男爵です。
下記のような問題があります。
保育士である私は忙しい。
パイロットのパートナーが全然育児に協力してくれないからだ。
確かに一般から見たらお金には苦労してないが、
私の育児や仕事のストレスが爆発しそう。。。
↑を読んで、どう思いますか?
男性の育児参加率の問題だと思った方はスキを押してください。
実は…僕この問題を保育士=男性、パイロット=女性で書いています。
騙された人ー。はい!挙手!ノ
これは一例ですが、自殺率を見ると興味深い問題が出てきます。
令和5年の自殺率
全体で約20000人の自殺者の方がいますが、
男女別でみると、男性約14000人、女性約6000人なのです。
(警察庁のデータ)
実は自殺自体は減っている。
人口が減っているので、正確なデータに欠ける所はありますが
ピークだった平成17年から約1万人減っています。
平成10年(1998)の異常
平成9年の自殺者数は約24000人。
しかし平成10年の自殺者は約32000人。
急な増加がみられたのです。
理由
・平成の大不況。
完全失業率過去最悪など、戦後最悪となった。
経済成長は戦後最大のマイナスを記録。物価下落が企業収益の悪化を招き、不況へと連鎖するデフレスパイラルに落ち込む危険性が叫ばれ、「平成大不況」という言葉さえささやかれた。
(参照)
平成20年の学習指導要領
・文部科学省は小・中学校の学習指導要領を改訂しました。 新しい学習指導要領は、子どもたちの現状をふまえ、「生きる力」をはぐくむという
皮肉な事に10代だけは自殺率は増えている
悲しいことに10代の自殺率は増加傾向にあります。
データを見ても男女差がない自殺率です。
生きる力が大切と教育されている中で、増える自殺。
生き辛い世の中になってしまっているのでしょう。
男性の自殺率が20代から異常に多い。
理由は、勤務問題や経済面が理由と圧倒的です。
つまりお金や人間関係でトラブルが発端になっているのです。
40代男性の有職者・無職者の自殺数はほぼ一緒。
ちょうど役職がついて責任が出てくる時期と
この時期の無職者の自殺率がほぼ同数です。
色々なストレスでしょうね。
金は命より重いは間違っていない。
資本主義世の中において、お金なしでは生きていけない世の中になっています。
自殺率を減らすには、20~50代の男性にお金をあげることで
経済的な自殺は減少するはずです。
だけど、そんな優しい世の中ではありませんね。
最後に
このデータを見て何を思いますか?
ただの数字でしょうか?
僕は約20000人の家庭・人間関係があったと考えると
自殺は震災並みの災害だと思ってしまう人です。
今の教育も本当に正しい方向性なのでしょうかね。
生きる力を伝えているのに10代の自殺は増えている。
それとも生き辛い世の中に私達自身で変えてしまったのか。
一回鎖国して国内で考える期間が必要なのでは?(暴論)
少しでも皆さんが考えるきっかけになってくれたら嬉しいです。