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#30 振られた話
●登場人物
わたし・・・アラサー業界人。大人の女になるべく頑張って前髪を伸ばし中。
オモチャ・・・塩顔男子/広告
先輩・・・わたしの会社の先輩。元俳優のイケメン。
ティンダー・・・ヤリモクが9割を占める使い方によっては下品なアプリ。
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先週の話の続きになります。別に読まなくてもわかるっちゃわかる。
オモチャとの出会いはこれを読んでね。
わたしの先輩はクレイジーだ。
出張でわたしの地元に行った際、住所を教えていないのに
わたしの実家を特定し、突撃家庭訪問をするような男だ。
「オモチャに会ってみたいからセッティングしてよ」と言う先輩のお願いに全力で応えるべく、オモチャとの飲み会をセッティングした。
だが、全然話が盛り上がらない。
先輩が質問をしても、
前置きが長く質問を忘れたり、答えがズレていたりするオモチャ。
緊張もあってか、まるで話にならない。
(まあ元々オモチャは話の前置きが長いのはいつものことで、話ているうちに考えがまとまらなくなり、「まあ何が言いたいかというと〜」と結論を言うがそれも意味不明なことが多い。)
noteネタを期待していただけに残念な結果だ。
しかし、この後の帰り道で事件は起きた。
なぜかオモチャが泣きだしたのだ。
理由を聞くが、先ほども言った通り、
オモチャは話の前置きが長く、なかなか結論を言わない。
よくよく聞いてみると
“お前、俺のこと好きだよな? でも気持ちには答えられない”
的な話だった。
会社の先輩を紹介したことで、親密な関係を狙っていると思われたのだろう。
だるすぎる。
お前のことが好きだったら先輩にオモチャを持ってくる男だなんて言わねえわ。
わたしがその誤解を解こうとするとオモチャは、
「今のわたしさんのリアクションを見て勘違いとわかりましたし、本当のことを言われると傷つくのでやめてください」とほざいた。
うざすぎる。
勝手に勘違いしたくせに、わたしが告白して振られたみたいな気分だ。
この出来事からオモチャとは距離を置いていたが、
実はGW前にさらなる衝撃的な事件が起こった。
でもこの話はわたしの怒りがもうちょっと落ち着いてから書こうと思う。
お楽しみに。