私イズム

寝て起きては、とりあえず空腹を満たして
外に出るわけでもなく気づけばこんな時間。
こんな生活を繰り返しはじめて、随分とたってしまった。

もしこれを見つけてくれた人の中に、
この時間までモソモソ活動してる人がいるなら
是非とも冬の、気がふれてしまいそうな程の
孤独に襲われる明方を共有したいね。

さてこの 私イズム。

そう、名前の通りにただひたすらと
私のまだまだ幼い考えや、
ちっぽけだけれど譲れないこだわりなんかを
垂れ流したものになるだろう。

ただ、気づけば成人式を迎えて
私も大人と呼ばれる歳になっていた。

夢を話せばすごいね。がんばってね。なんて
微笑んでもらえていたのが、
まだまだ若いわねって眉をよせて笑われるようになってしまった。

はやく大人になりたいと願ったはずなのに
もう大人なんだよ、と言われると急に不安になる。

それでも、これまでみたいに泣いてばかりでは居られない。
学生の頃によく逃げ込んだ保健室はない。
怖い夢を見た夜に潜り込んだベットには、父と母は並んでいない。

大丈夫と肩を抱いてくれる大人はいない。
私がその大人になったからだ。
なんとかして自分で自分をコントロールしなければならない。
自分で自分を抱きしめてやるしかない。

もうネバーランドには戻れないのだ。

これまであたりまえに溢れていた沢山の愛を
自分で埋める方法はまだ見つけられずにいる。

煙草をふかしてみたり。
お酒を浴びる程に飲んでみたり。
男の人を知ったり。
痣をたくさんつくってみたり。

色んな方法を試してみてはいるが
まだまだ満たされない。
子供の頃には無かった、愛への飢えを感じている。

そんな毎日の中で、どうしても自分の中で消化しきれなかった
あれやこれやも、ぽつぽつと書いていきたいと思う。


この記事をたまたま見つけたのなら
これも何かの縁と思って
どうかこれからの話にもお付き合い願いたい。

ちょっと片手がさみしい、
少し時間が出来たけど本棚からマンガを引っ張りだしてくる程でもない、
そんな時にでもひょこっと思い出して、読んでもらえたら嬉しい。

欲を言えば、私イズムに対するあなたイズムを
投げつけてくれたら尚のこと嬉しい。

さてさて、豆電球の灯りより窓の外のほうが明るくなってきた所で、そろそろおいとましよう。

おやすみ。またね。




#日記 #エッセイ #はじめまして #私イズム

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