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こんな世界があったなんて
私は学生時代から空を飛ぶことに憧れて、大学も航空会社に就職している先輩がいるゼミを選日ました。空を飛ぶことで「自由」になれる気がして、空を飛ぶことが仕事になるCAをずっと目指していました。
当時は何かに縛られている感覚もなかったのに、なぜ「自由」を求めたのか。今思うと、それまでは両親や担任の先生の気持ちを慮って、進む道を選んできたからだったのだと気づきます。
先日、久しぶりに妹に会って、「お姉ちゃん(私)の反抗期は本当にひどかった」という話になしました。あの頃は本当に自分がしたいことが分からない、両親や先生の期待はしっかりわかるのに素直にその選択を受け入れたくない、でも早く決めないと周りに置いていかれる。自分で決められない情けなさも感じながら過ごしたあの頃は、本当に両親も私も、それを見ていた兄妹も辛い気持ちになっていたと思います。
そんな毎日を過ごしていたとき、私は大学受験のために初めて飛行機に乗って上京しました。
人生初の飛行機、それもひとり旅。
ひとりで空港に行き、飛行機に搭乗し、羽田から電車で移動してホテルや受験会場を往復しました。正直、初めてのひとり旅に、受験の心配よりも、ちゃんと目的地につけるのかどうかが1番心配でした。そんな緊張した状態で心が動いたのが、往復の飛行機でした。
地上ではない、初めての空間。今まで私が過ごしてきた空間を上から見下ろしている。
こんな世界があったなんて。
今でもあの当時の感覚を覚えています。
CAになりたい。それから私は自分の進みたい方向を向けるようになったんです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日もみなさまがステキな1日を過ごせますように。