大切な家族へ、大好きだよ
私の知っているスペインは、家族をとっても大切にする。
さらに言えば、大切な家族が大切にする人々にもとても親切です。
2016年3月に私がスペインへ行ったとき、今の教室の先生のご自宅にステイしたのですが、当時3歳だった息子と仲良しだった先生の旦那様が私の部屋にステキな写真を飾ってくれていました。しばらくの間、大切な息子と離れている寂しさを理解してくださっての心遣いだったと思います。
家族を思う気持ちを理解してくれる彼らだからこそ、私のスペイン滞在期間も寂しい気持ちに覆われることなく、ずっとフラメンコに集中できました。
先生と先生の旦那様は、私の息子たちのことを本当に好きていてくれて、いい距離感で見守ったり、いろんなことを言葉で伝えてくれます。
私の幼い頃は、両親に褒められたくて、両親が嬉しそうにする顔を見たくて、勉強もスポーツも一生懸命に打ち込んできました。でも、見えていたのは母の「うちの子はまだまだ」「うちの子も、もっと〇〇ちゃんのように頑張ってもらいたい」と言う姿だけ。
今なら、日本人が美徳とする「謙虚さ」だったと思えるのですが、当時の私はどこまで頑張らないと認めてもらえないのか、両親が私のことを好きなのか、不安に思うことも少なくはありませんでした。
そのことを改めて思い出した今、大切な家族にはちゃんと言葉で大好きだという気持ちを伝えたいと思いました。
そして今朝は、久しぶりに朝起きてきた長男に「おはよう、大好きだよ」と抱きしめてみました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
みなさまが大切な家族を一瞬でも思う一瞬になれていたら、本当に嬉しいです。