私が本当に望んでいること。
私は、日常を丁寧に過ごすことに憧れがある。
例えば、朝食をひと手間かけて作ったり。
おやつを手作りしたり。
箒で掃除をしたり。
そういったYouTube動画を見つけると、再生してつい見入ってしまう。
ただ、自分がいざそういう生活をしたいかと言われると、なんかちょっと違う。
憧れなんだから、やりたいんじゃないの?と言われそうだし、私もその意見には同意なんだけど、でも「やりたい」ではない。
私は、非常にめんどくさがりだ。
料理は特に好きではない。
料理というひとつの家事に、たくさんのタスクが詰め込まれすぎているのがちょっと苦痛に感じてしまう。
それから、美味しいものを食べるのは好きでも作ることに楽しさをどうしても見いだせない。
(ただし、ケーキ作りだけは別。子どもの誕生日には生地からケーキを焼くくらいなので)
そんなわけで、「やりたい」ではない。
きっと、そういった「生活」そのものより、「そういうことを楽しめる人」に憧れてるのだろうな、という気がしてきた。
でも、憧れは憧れとして、「楽しめないことを楽しめるようになること」を、本当に私が望んでいるのだろうか?
それは、もはや私ではない別人のような気がする。
そもそも、私にとっての「丁寧な生活」とは?
1日1日を、大切に過ごすこと。
その日起こった出来事に対して、自分の気持ちがどのように動いたのか、五感で「感じた」ことを素直に受け入れること。
憧れてる人になろうとするのではなくて、「ありのままの私」にとってのベストな生活を目指していくべきなんだ。
(…なんか、大谷翔平選手の名言と、アナ雪の二刀流のような文章になった(笑))
そんなことを思った、クリスマスイブの夜です。