自然を感じて。
今日は仕事。
いつも通り仕事をしていたら、栄養士さんが声をかけてくれた。
なんでも、いつも園に野菜を届けてくださっている農家さんから、枝豆を購入できるとか。
どうしようか。
枝豆が大好きな息子の顔が思い浮かぶ。
そして、いつも息子に枝豆を食べられてしまって、自分は食べられないままになっている夫の顔も。
買う一択だな。
そう思って、お願いした。
そして、たくさんの枝豆が届けられた。
今日の夕食の1品に決まり。
帰宅後。
娘に手伝ってもらい、一緒にさやもぎをした。
「枝豆のさやもぎ、去年学校でやったよね〜」
なんて話しながら。
量はそれなりにあったけど、手伝ってもらったおかげで思ったより早く終わった。
先端部分をひとつひとつ切って、枝豆を洗い、塩もみをしようと思ったところで、衝撃の事実が。
塩が…調味料入れにある少しの分しかない!
枝豆をゆでるのに、塩がないなんて…。
買いに行きたいけれど、子ども2人連れて塩だけ買いに行くのはエネルギーの消費が多すぎる。
塩は諦めて、ある分だけでなんとかすることに。
塩もみして、沸かしたお湯に入れて約6分。
堅さを確かめるために、ひとつ食べてみる。
噛んだら甘くて、ほっくりと崩れた。
塩をあまり入れられなかったのに、とても美味しい。
枝豆は、今が旬らしい。
旬の食べ物って、こんなに美味しいんだ。
こういうことを楽しめたら、なんだか人生が豊かになりそうな気がする。
枝豆が茹で上がり、ざるにあげる。
少し冷まして夫の分を予め取り分けてから、子どもたちに。
あっという間に完食してしまった。
冷蔵庫をのぞくと、夫のビールがない。
夫が仕事帰りに買ってこれるよう、枝豆があることをLINEしておいた。
ついでに、いつもビールを飲んでいるタンブラーも冷凍庫でキンキンに冷やしておこう。
夫が帰宅。
やっぱりビールを買って帰ってきた。
食卓について枝豆を食べると、とても喜んでくれた。
こういう時、私もお酒が飲めれば楽しさを共有できるのだけど。
あいにく私はお酒を受けつけない体質である。
家族みんなが喜んでくれた。
枝豆が茹で上がるまでの作業も、楽しかった。
作業自体もそうだし、「自然の恵みをいただいて生きてる」「自然に生かされている」ことを直接肌で実感できる時間だった。
自然や季節を身近に感じながら生きたい。
最近、そんな願望がある。
今日みたいに旬の食べ物を美味しくいただいたり、花を育てたり。
心豊かに、生きたい。
そんなことを思った、今日の夜。
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