【拝聴】関西フィルハーモニー管弦楽
📆2023.05.31
📍石川県立音楽堂
🎼マリオ・コシック
🎹フジコ・ヘミング
プログラム
モーツァルト/ピアノ協奏曲第21番
ショパン/幻想即興曲
リスト/ラ・カンパネラ
メンデルスゾーン/交響曲第4番「イタリア」
関西フィルが石川県立音楽堂で演奏するのは初めて?
会場はフジコファンか、オーケストラアンサンブル金沢のコンサートの客層とは違う感じ。
18歳以下招待企画があったそうで、若い学生さんがたくさん。
【演奏レビュー】
御歳90歳のフジコさん、
もうピアノを叩いている(この表現は良くないかもしれないが)だけでもすごい
生き仏を見ている気分、
ただ演奏のほうは、音を出すのが精一杯なんだろう3楽章ではどこを弾いているかわからなくなり、隣に控えているアシスタントが咄嗟に楽譜を差し出し今弾いている場所を示す。
崩壊寸前をなんとか持ち堪えた。
ショパンとリストは安定感はあるが、魂を揺さぶられるというものは感じられない。
ただやはり、
90歳までピアノを叩き続けることはすごい。
なにかとんでもないものを見た気分だった。
後半はメンデルスゾーンのシンフォニーイタリア
マリオ・コシックという初めて眼にする指揮者、
しなやかで美しいタクトに美しい音を期待するも、なんとなくオケのピッチが合わず…
細かいパセージもクリアさに欠けていた。
気になる指揮者の1人にはなった。