あおい(6)

ノンバイナリーとは?

  • ノンバイナリーとは、出生時に割り当てられた性別にかかわらず、自身の性自認(自分の性別に対する認識)、性表現(自分がどういう性別として振る舞うか)を「男性」「女性」といった枠組みを当てはまらない、当てはめようとしないセクシュアリティを指します。
    ノンバイナリーの中でも、自分の性別を「男性」でも「女性」でもないと認識する人、グラデーションの上にあると認識する人、どちらでもあると認識する人など、様々です。

  • dentsu Japanサステナビリティ推進オフィスの行った「LGBTQ+調査2023」によると、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなど性的マイノリティに当てはまると自認している人は全体の人口の9.6%、中でもノンバイナリーに当てはまると認識している人は全体の1.3%でした。

アライになる、ということ

  • 男女二元論(社会には、「男性」「女性」の二つの性別があると言う性別観)に基づいて話したり、人と接することは、ノンバイナリーのように男女二元論に当てはまらない性自認を持つ人を排除することになりかねません。例えば、書類に「男性」「女性」の記入を強いること、見た目などの要素をもとに相手を「男性」「女性」と断定して扱うことは、ノンバイナリーの人の性自認を蔑ろにし、存在を無視する行為になります。

  • 特に、相手の性自認が「男性」「女性」に当てはまらないにも関わらず、それを無視して「男性」「女性」のどちらかとして扱うことは、ミスジェンダリングと呼ばれます。こうした扱いは、当事者に大きな精神的苦痛を与える場合があり、メンタルヘルスにも関わる問題です。

参考文献

https://lgbtq.fandom.com/ja/wiki/ノンバイナリー

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