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「わたし」は末っ子

わたしは3人兄弟の末っ子であり、兄弟とは歳が離れている

姉(36)兄(35)わたし(29)の順番で生まれてきた。この構図で育った友達を2人知っているが、同じような性格であることは確認できている。

少し年が離れた末っ子はとにかく自分が一番である。

姉や兄の作ってきたルートを彼らよりも早くから通るため、兄弟のなかで一番器用に育っている自負がある。姉兄を知っている先生やクラブこコーチなんかには既に馴染みになっており、話が通しやすく、姉兄の失敗したルートも見えているので、最適なルートで自分の好きなことができたり選択することができる。振り返ればとにかく生きやすかったと思う。

末っ子は末っ子が嫌いである。

自分もうまく生きてきたくせに、自分よりうまく生きていそうなヤツを見ると、チッとなる。そして黒歴史をいくつか作る。わたしにも恥ずかしさで話せない友達が何人かいる。

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