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パワハラや退職勧奨を受けて辛いとき③


③この攻撃性、そしてうつ状態の自分は“ダメ”なのか

パワハラを受ける、退職勧奨をされる。そんな人生の岐路に立っているとき、平時と同じ思考、振る舞いができるわけがありません。

図は心理学の最新知見、 ポリヴェーガル 理論です 。

大切なポイントは

①神経を3つに分けています
赤→ 闘う神経
緑→人と繋がる神経

青→停止する神経
②神経に良い、悪いはない
③全ての神経が「安心安全に生きていく」という目的のための手段

 ハラスメントで 人との繋がり(緑)が切れてしまうと、 闘う神経(赤)がマックスになって攻撃的になったり 、逆にメンタルが落ちたり(青)します

しかしこれは 良い悪いではありません 。

全ての神経がパワハラ、退職勧奨という困難な時期を 生き抜くという目的のために適切に働いています。

攻撃的になるのも、うつになるのも「状態」にすぎません。

では、「その人の人格」はどんなときに垣間見られるのか。

それは人とのつながり、つまり緑の神経が働いているときです。

ときがたち、また仲間とつながれば、「その人らしさ」が戻ってきます。


はじめての「最新メンタルヘルス」入門(吉里恒昭著より)

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